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 世の中は発表されたばかりのアップル製タブレット「○◎○◎」の話題で持ちきりだが、実はその親戚とも言えるタブレットコンピューターが一足先に存在していたのをご存じだろうか。アップルのMacBookをベースにタッチパネルディスプレイを装着するなどのカスタマイズを施した「ModBook」(米Axiotron)がそれだ。どのような経緯で、この製品が誕生したのか、同社共同設立者で社長のAndreas E. Haas氏にインタビューする機会が得られたので紹介しよう。

■アップルゆかりのタブレット「ModBook」とは?

 ModBookは米ロサンゼルスに本拠を置くAxiotronの製品だ。正確に言うと、“製品”ではなく、改造(Mod)サービスと言うべきかもしれない。自動車などでよくやられている、ユーザーが自分で車を購入して、ディーラーで改造サービスを受ける、あの形態で販売されている。Axiotronが販売しているのは、ワコム製の筆圧感知機能を備えたペンセンサーコンポーネントを搭載し、MacBookと組み合わせることで、直感的に文字や絵などを画面に直接入力できるようになる「ModBook Conversion Kit」だ。ユーザーはこのキットパーツを自身でMacBookに取り付けるか、ディーラーに自分のマシンを送って、取り付けてもらうことになる。国内ではPLUS YUが2009年の11月から取り扱っている。

 ModBookは2007年1月のMacworld Expoで初お目見えしており、2009年1月にはやはりMacworld会場で、同社のアドバイザーとなったアップル共同創設者の1人であるスティーブ・ウォズニアック氏が説明イベントを行ったことで国内でも大きく取り上げらた。

 今回、ロサンゼルスのAxiotron本社にて、共同設立者で社長の アンドレアス・E・ハース氏に取材することができた。製品そのものについては既に各方面で紹介されているため、今回はModBookが誕生した経緯やハース氏の経歴や考え方などについて話を伺った。なお取材には、ハース氏夫人にして共同設立者でもあるクミコさんにも同席いただいた。