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 NECは2010年5月27日、国内メーカーとして初となる3D(立体視)パソコン「VALUESTAR N VN790/BS」を発表した。6月下旬に発売する。国内大手のNECが発表したことで、3Dパソコンへの注目度がより高まるのは必至。NECパーソナルプロダクツの渡邉敏博氏(PC事業本部 商品企画開発本部長代理)に開発経緯を聞いた。

■国内メーカーとしては初の3Dパソコンとなる。

 国内市場のリーダーとして、国産初の3Dパソコンを発表することにこだわった。開発部門の尻を叩き、今回の発表にこぎ着けた。

■いつから開発に着手したのか。

 本格的に商品を企画し始めたのは2010年に入ってから。3Dは、今年前半にテレビ市場が先行し、パソコン市場へは秋以降に波及すると予想していた。ところが、5月13日に3Dパソコンの開発意向を表明したころ、ユーザーや販売店から予想を上回る大きな反響があったので発表を前倒すことにした。

■3Dの実現方式は、「偏光フィルター」方式と「液晶シャッター」方式に大別される。偏光フィルター方式を採用した理由は。

 一番の理由は価格。3Dモデルと従来モデルとで2万円以内の価格差に抑えないとユーザーに受け入れてもらえないと考えた。液晶シャッター方式は、高価な液晶パネルと専用めがね、高性能なグラフィックスチップが必要。コストを考慮し偏光フィルター方式が最適だと判断した。

■販売台数目標は?

 個別の商品に関して台数目標は公開していないが、反響が大きいのは事実。既に、企画時に見込んでいた2倍以上の台数を受注している。