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 マイクロソフトの検索サービス「Bing」が、2010年7月13日に正式版となった。Bingの大きな特徴の一つが、毎日切り替わるトップページの画像だ。画像の特定の場所(「ホットスポット」と呼ぶ)にマウスポインターを重ねると、画像に関する説明を表示するという機能もある。

 トップページにこうした工夫を盛り込んでいる狙いはどこにあるのか。また、毎日どのようにして画像を選んでいるのか。マイクロソフト ディベロップメント サーチテクノロジージャパンの中吉寛プログラムマネージャと、ユーザーエクスペリエンスデザイナーの山本容子氏に話を聞いた。

■トップページの画像を毎日切り替えている理由を教えてください。

中吉氏:トップページの画像には、 Bingのページで毎日新鮮な発見をしてほしい、というメッセージを込めています。多くの場合はグローバルで同じ画像を表示していますが、月に5~6枚は日本独自の画像も表示されます。

 狙いは、大きく3つあります。まず、Bingのブランドイメージを確立するため。自社の宣伝をするのではなく、“新しいものを発見するためにBingを使ってほしい”というメッセージを伝えるのが目的です。そのために、きれいな画像や面白い画像、何か新しい発見がある画像などを取り上げるようにしています。

 次が、検索の入り口としてユーザーに活用してほしいというもの。ホットスポットや画像の下の領域に、それがどこの写真なのかといった説明文や、関連する画像を検索するためのリンクなどを表示しています。ここから、情報検索を実行できるのです。

 三つ目は、これはとても重要だと考えているのですが、日本のユーザーに合わせた情報提供をするということ。マイクロソフトは米国に本社がありますが、日本向けのBingは、日本のユーザーに向けて作っています。そこでトップページでも、日本の文化やイベントに合った画像を表示しています。

左からプログラムマネージャの中吉氏、ユーザーエクスペリエンスデザイナーの山本氏
左からプログラムマネージャの中吉氏、ユーザーエクスペリエンスデザイナーの山本氏
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 例えば先日日本中で盛り上がったサッカーのワールドカップや、日本ならではの四季折々のイベントなどの画像を選んでいます。こうした画像を表示することで、感情的なつながりを生み出せるのです。これは、日本でサービスを開発しているからこそ提供できることだと考えています。