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おの・かふう:1943年釜山生まれ。福岡教育大学特設書道科卒業後、高校教師になり書道を教える。育児のため高校教師を休業したのち、佳風書道会主宰、書道研究日藝社幹事を務める。1998年4月、デジタル書道協会の発起人の一人となる(2004年3月にデジタル書作家協会に改称)。2010年4月より、デジタル書作家協会会長に就任した。(撮影:花井 智子)
おの・かふう:1943年釜山生まれ。福岡教育大学特設書道科卒業後、高校教師になり書道を教える。育児のため高校教師を休業したのち、佳風書道会主宰、書道研究日藝社幹事を務める。1998年4月、デジタル書道協会の発起人の一人となる(2004年3月にデジタル書作家協会に改称)。2010年4月より、デジタル書作家協会会長に就任した。(撮影:花井 智子)
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 毛筆で書く「書」にグラフィックデザインを組み合わせ、鮮やかな作品に仕上げる「デジタル書」をご存じだろうか。デジタル書作家協会の発起人でもあり、現在は会長を務める小野佳風氏は、「デジタル書は、アナログの書とデジタルグラフィックの融合物」と語る。デジタルグラフィックの技術が進化しても、筆で紙の感触を感じながら文字を書く感覚までを再現することはできない。まさに、両者が融合したことで実現する作品だ。

 デジタル書誕生のきっかけは、書道教師でもある小野氏が書道を教えていたWeb制作会社での出来事だった。あるとき生徒が、自分で書いた書をパソコンに取り込み、画像加工ソフトでデザインし始めた。Windows 95時代からWordやExcelなどパソコンを活用していた小野氏も興味を持ち、制作を始めた。

2009年3月、神奈川県横浜市のみなとみらいギャラリーで開催されたデジタル書展の様子。書展は年に2回ほど開催するという
2009年3月、神奈川県横浜市のみなとみらいギャラリーで開催されたデジタル書展の様子。書展は年に2回ほど開催するという
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