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きのした・ゆうこ:1984年東京生まれ。高校を3年次で自主退学、ファッションビル渋谷109での販売員のアルバイトや、海外留学などを経験後、2004年4月に慶應義塾大学総合政策学部に入学。2008年4月、同大学大学院政策・メディア研究科進学と同時に、(株)アゲハを設立する。GlobalTiC Talentrepreneur Award“The Best Spirit of Enterpreneurship Award”など、国内外で10のビジネス系アワードを受賞した(撮影:中村 宏)
きのした・ゆうこ:1984年東京生まれ。高校を3年次で自主退学、ファッションビル渋谷109での販売員のアルバイトや、海外留学などを経験後、2004年4月に慶應義塾大学総合政策学部に入学。2008年4月、同大学大学院政策・メディア研究科進学と同時に、(株)アゲハを設立する。GlobalTiC Talentrepreneur Award“The Best Spirit of Enterpreneurship Award”など、国内外で10のビジネス系アワードを受賞した(撮影:中村 宏)
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 「オリヒメ」は、女性向けのパソコンケースなどをネットを通じて販売するブランド。とはいえ、ありふれたケースではない。ピンクのハート柄、真っ赤なエナメル、黒のクロコダイル柄など、パソコンショップでは気に入ったケースが見つからないと嘆く女性ユーザーを満足させるデザインがそろう。

「オリヒメ」のWebサイト。ユーザーのコメントや投票結果を参考にアイデアをブラッシュアップ。人気が高いものは商品化し、販売する
「オリヒメ」のWebサイト。ユーザーのコメントや投票結果を参考にアイデアをブラッシュアップ。人気が高いものは商品化し、販売する
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 それもそのはず。オリヒメはユーザーの声を基に商品を開発している。サイト上でデザイン案を公開して、ユーザーからコメントを募集。投票を受け付け、人気が高いものを商品化する。既存の商品の生地やサイズをユーザー自身がカスタマイズして新たなデザイン案として提案する仕組みも設けた。

 ユーザーの反応は上々だ。当初は自社のオンラインショップでのみ販売していたが、現はマルイの一部店舗にも販路を広げている。

 オリヒメを運営するアゲハの社長の木下優子さんは「バッグは『惜しい!』と思うことが多い商品」と話す。自身、アパレルショップで販売員をしていたとき、「もっと色が明るければ」「もう少し大きければ」など、具体的な不満を口にする客を多数目にした。「オリヒメでは、この『惜しい!』を『欲しい!』に変える仕組みを作りたい」と言う。