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 米マイクロソフトは2010年、個人向けの無料Webサービス「Windows Live」を大幅に強化してきている。「Office 2010」を発売した6月には、オンラインストレージの「SkyDrive」上で、Web版のオフィスソフト「Office Web Apps」を公開。2010年夏以降は、Webメールの「Hotmail」に順次、新機能を追加している。また9月30日(米国時間)には、無料でダウンロードできるソフト群「Windows Live Essentials」の最新版の提供も開始。Office Web AppsやHotmailの一部機能など、日本ではまだ利用できない機能もあるが、2010年末までには提供する予定だ。Windows Liveの開発を指揮する同社Windows Live担当シニアバイスプレジデントのクリス・ジョーンズ氏に、開発コンセプトや同社の強みについて聞いた。

■Windows Liveとは、どのようなサービスですか?

 パソコンにIDを入れてサインインすれば、必要な情報がすべてそこにあり、かつ2台目のパソコンでも1台目と同じ情報が共有・同期される――。そんな環境を作り出そうというのが開発コンセプトです。情報を取得する機器は、パソコンに限りません。携帯電話やモバイル端末、ブラウザーベースの機器でも、同じ情報にアクセスできるようにするのが目標です。

 例えば、Webメールの「Hotmail」はクラウドにすべてあるので、あちこちからアクセスできます。Hotmailから「Outlook」につなげることもできるし、「Windows Phone」だけでなく「iPhone」や「iPad」など、すべての機器から情報を取得できます。

 さらに「Office 2010」を使えば、文書をオンラインストレージの「SkyDrive」にアップロードできます。そこではWindows Liveが提供するWebベースのオフィスソフト「Office Web Apps」を使って閲覧や編集が可能です。SkyDriveはモバイルでもアクセスできるので、文書やメール、写真などいろいろな情報を非常に簡単に管理できるようになります。
 極み付きは「Windows Live Mesh」というフォルダー同期ソフト。デスクトップとノートブックなど複数台のパソコンがある場合も、写真などを同期して共有することができます。

米マイクロソフト Windows Live担当シニアバイスプレジデントのクリス・ジョーンズ氏。Windows 7の発売1周年を記念するイベントのため来日した
米マイクロソフト Windows Live担当シニアバイスプレジデントのクリス・ジョーンズ氏。Windows 7の発売1周年を記念するイベントのため来日した
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Windows Liveサービスの紹介ページ。主にコミュニケーションや情報共有にかかわるツールやサービスを提供する
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