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いまい・けいじ:1954年東京生まれ。大学卒業後、家業の店を兄と営む。40歳ごろから、高齢者や身体障害者のパソコン利用を支援するボランティアを開始。2004年に、それまでボランティアで取り組んでいたクラシック音楽のコンサート運営のための、音楽事務所を設立する。パソコンボランティアでは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者のサポートを開始。2010年4月にICT救助隊を設立した。(撮影:新関 雅士)
いまい・けいじ:1954年東京生まれ。大学卒業後、家業の店を兄と営む。40歳ごろから、高齢者や身体障害者のパソコン利用を支援するボランティアを開始。2004年に、それまでボランティアで取り組んでいたクラシック音楽のコンサート運営のための、音楽事務所を設立する。パソコンボランティアでは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者のサポートを開始。2010年4月にICT救助隊を設立した。(撮影:新関 雅士)
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 「体が思うように動かせない人にとって、パソコンは社会との重要な接点。万人にとって使いやすい機器であるべきだ」──。NPO法人ICT救助隊の今井啓二副理事長は、身体障害者にとってのパソコンの存在意義について、こう力説する。

 ICT救助隊は3月24日、東京都千代田区の一橋大学一橋講堂で、第4回に当たる「ITパラリンピック2013」を開催した。参加したのは、徐々に体の自由が利かなくなっていく難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」の患者である。ITパラリンピックは、ALS患者がパソコン操作の技を披露する場なのだ。

 今井氏が発足させたICT救助隊は、このALSを発症した患者のパソコン利用環境の整備に取り組む。症状が進むと患者は外出もままならなくなり、わずかな指の動きや、瞬きなどでしか意思を表せなくなる。そうした際、パソコン操作に欠かせないのがスイッチだ。指などのわずかな動きを検知してパソコンに信号を送る。

毎年開催している「ITパラリンピック」では、ALS患者がIT機器操作の技と熟練度を披露する。3月24日のITパラリンピック2013では、スイッチでiPadを操作し、ゲーム「太鼓の達人」のスコアを競った
毎年開催している「ITパラリンピック」では、ALS患者がIT機器操作の技と熟練度を披露する。3月24日のITパラリンピック2013では、スイッチでiPadを操作し、ゲーム「太鼓の達人」のスコアを競った
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ITパラリンピックの会場内では、体が不自由な人がパソコンなどのIT機器を操作するための支援技術も展示された
ITパラリンピックの会場内では、体が不自由な人がパソコンなどのIT機器を操作するための支援技術も展示された
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