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 前回は「MUSIC CREATOR 4」(ローランド)で「ループエクスプローラ・ビュー」を使い、「ループ&フレーズ」CD-ROMに収録されているループ素材をトラックに貼り付けてみた。このループ素材の貼り付けという操作が、ループシーケンスでの曲作りの基本だ。さまざまな楽器のループ素材を貼り付けて長さなどを調整しながら、1つの曲を作り上げる。今回は短いループ素材を繰り返し再生する方法や複数のループ素材を貼り付ける操作を紹介する。

短いフレーズを繰り返し再生

 初めに、ループ素材の繰り返し再生を実際にやってみよう。どんなループ素材でも構わないので、「プロジェクト・ビュー」のトラックに貼り付けると、小さなブロック状の図形で表示される(図1、図2)。ツールバーの「再生」ボタンでプロジェクトを再生してみよう。このときプロジェクト・ビューを見ていると、ループ素材の上を黒い縦線が左から右に移動し、それに合わせて音が出ていることが分かる(図3)。

【ループ素材を貼り付ける】
<font color=図1 「MUSIC CREATOR 4」を起動し、「表示」→「ループエクスプローラ」で「ループエクスプローラ・ビュー」を開く。付属の「ループ&フレーズ」CD-ROMの「Audio」フォルダーにあるループ素材をダブルクリックする。ここでは「19_AcidJazz2_BPM100」フォルダーの「Drum AcidJazz2_100_001.wav」を選んだ">
図1 「MUSIC CREATOR 4」を起動し、「表示」→「ループエクスプローラ」で「ループエクスプローラ・ビュー」を開く。付属の「ループ&フレーズ」CD-ROMの「Audio」フォルダーにあるループ素材をダブルクリックする。ここでは「19_AcidJazz2_BPM100」フォルダーの「Drum AcidJazz2_100_001.wav」を選んだ

<font color=図2 ループエクスプローラでダブルクリックしたループ素材は、「プロジェクト・ビュー」のAudioトラックに貼り付けられる。ツールバーの「再生」ボタンをクリックするとプロジェクトが再生され、現在貼り付けられているループ素材の音を確認できる">
図2 ループエクスプローラでダブルクリックしたループ素材は、「プロジェクト・ビュー」のAudioトラックに貼り付けられる。ツールバーの「再生」ボタンをクリックするとプロジェクトが再生され、現在貼り付けられているループ素材の音を確認できる

【ループ素材を繰り返し再生する】
<font color=図3 プロジェクトを再生してみると「現在タイム」(黒い縦線)が左から右へ移動し、トラック上に貼り付けたループ素材の上を通過するときに音が出る。この「現在タイム」は、複数のループ素材を貼り付ける操作でも重要">
図3 プロジェクトを再生してみると「現在タイム」(黒い縦線)が左から右へ移動し、トラック上に貼り付けたループ素材の上を通過するときに音が出る。この「現在タイム」は、複数のループ素材を貼り付ける操作でも重要

 この黒い縦線を「現在タイム」と呼び、プロジェクト・ビューの中で再生している位置を示している。つまりMUSIC CREATOR4では、ピアノやギターの楽譜と同じように左から右へループ素材を貼り付けていき、それを順番に再生するわけだ。

 ただし、プロジェクト・ビュー上で小さく表示されることから分かるように、ほとんどのループ素材は数秒あるいは数小節分の長さでしかない。再生してみると、すぐに終わってしまう。例えば、まずリズムとしてドラムのループ素材を貼り付けたとしても、数秒で終わってしまっては曲にならない。では、どうすればよいのだろうか?

 まず考えるのは、ワープロソフトなどと同じようにコピー・アンド・ペーストを繰り返すことで、必要な長さだけループ素材を貼り付けていくことだろう。そうした方法も可能だが、MUSIC CREATOR 4にはもっと簡単にループ素材を繰り返し演奏させる方法がある。

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