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 自分へのご褒美に、家族サービスに、または、日常のあわただしさからの脱出に、夏休みには旅行を計画される方も多いのではないか。『レジャー白書』によると、近年、余暇活動の参加人口上位3つは、外食、国内観光旅行、ドライブ。国内観光旅行は、国民的なレジャーのひとつになっている。

 面倒な旅行の手配も旅行サイトを使えば、計画から予約まで、かんたん。ここでは、忙しいビジネスマンに1時間集中でできる国内旅行の予約ノウハウを披露する。

旅行サイトは新章突入。旅行サイトで予約できないものはない

 具体的な予約ノウハウの前に、旅行サイトをとりまく最新情報をおさらいする。以前から旅行サイトを利用している人でも、既成概念にとらわれて、進化した旅行サイトを活用しきれていないことが多いかもしれないので要チェックだ。

 旅行サイトは、ここにきて、また新たなステージに入っている。変化をもたらしたのは、インターネット販売ならではの「ダイナミックパッケージ」と呼ばれる旅行商品と「キーワード検索」に代表される多彩な検索方法への対応だ。そうした新商材や新機能により、旅行サイトのオールラウンド化がすすみ、インターネットならではの利便性はますます高まっている。

 「ダイナミックパッケージ」とは、宿泊先や交通手段(一般的には飛行機の便)などを自由に選択して旅行プラン組み立てることができる旅行商品だ。すでにプランが組まれた静的なパッケージではなく、ユーザーがオンラインでダイナミック(動的)に、旅行プランを組むことから、そう呼ばれている。旅行代理店の店頭で申し込むフリープランのオンライン版にイメージは近い。ダイナミックパッケージの登場により、旅行代理店店頭では申し込めても、ネットでは申し込めなかったフリープランも、旅行サイトで、ほぼ同等のものが扱えるようになった。大手旅行サイトでは、「楽天トラベル」の「ANA楽パック」、「Yahoo!トラベル」と「じゃらんnet」の「JALダイナミックパッケージ」のサービス名で提供されている商品が、このダイナミックパッケージに該当する。

 大手旅行サイトからのシームレスな連携がなかなか進んでいない鉄道予約サイトにも動きがある。鉄道予約サイトの代表的な存在であるJR東日本が運営する「えきねっと」では、グループ会社の国内ツアー旅行などを販売するだけでなく、提携するJTBサイトと直結させて全国約5000件の宿泊先予約を取り扱う。その他、最近では、独立系旅行サイトの「一休.com」との協業で「びゅうde一休」という往復列車+宿泊セット商品を企画している。また、JR西日本の「JRおでかけネット」も日本旅行と共同運用している「e-お宿」というサービス名で宿泊先予約が可能だ。

 キーワード検索や複数条件による検索など、多彩な検索方法への対応も旅行サイトの最近の動向として注目に値する。この背景には、大手旅行サイトによる旅行商品の品揃えの充実がある。有名な観光地名やホテル、温泉などで検索して、ある程度、ユーザーが期待するレベルの検索件数を出せるようになった結果ともいえるだろう。

 今日の旅行サイトの機能を使えば、飛行機の便とホテルを自由に組み合わせて予約するという方法や、先にメインとする観光地を選んで、そこからパック旅行や近隣の宿泊先を予約するという流れも可能だ。宿泊先のクチコミ情報とサービス比較程度にしか活用していないならもったいない。

 料金面を気にされる方にお断りしておくが、旅行代理店で予約しても、ダイナミックパッケージやオンラインでパック旅行を予約しても、現状のところ、内容に大差なければ一概にどの方法が安い、または高いとは言えないようだ。実際に、今回、この記事の執筆にあたって、モデルケースを設定して、いろいろな方法で旅行プランを組んでみたが、料金面で大きな差は出なかった。将来的には、より人的コストのかからない、オンライン予約のほうが安いプランを提供できるはずだが、それには、もう少し時間がかかりそうだ。