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 古いパソコンの音楽データを移行したいときにはiTunesのデータを保存しているフォルダーを丸ごと新しいパソコンにコピーします。

 具体的な手順を説明しましょう。ここではWindowsXPのパソコンから、Vistaのパソコンにデータを移行するとします。まず、アップルのWebサイトから最新のiTunesを入手して、古いパソコン、新しいパソコンともにインストールします。ファイル互換性などのトラブルを避けるためです。

 次に、古いXPパソコンの「iTunes」フォルダーを外付けハードディスクなどにコピーします(下図)。iTunesフォルダーは初期状態では「マイミュージック」フォルダーに入っています。これを新しいVistaパソコンの「ミュージック」フォルダーに上書き保存します。

Windows XP の場合は、iTunesの音楽データは「マイミュージック」フォルダーの中にある。「iTunes」フォルダーを外付けハードディスクなどに保存して、新しいパソコンに上書き保存する。Windows Vistaの場合は「ミュージック」フォルダーに入れる
Windows XP の場合は、iTunesの音楽データは「マイミュージック」フォルダーの中にある。「iTunes」フォルダーを外付けハードディスクなどに保存して、新しいパソコンに上書き保存する。Windows Vistaの場合は「ミュージック」フォルダーに入れる
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ID認証の設定も忘れずに

 データの移行が完了した後で、新しいパソコンのiTunesを起動すると、古いパソコンと同じ曲の一覧が表示され、音楽も再生できるはずです。ただ、「一部の項目はこのコンピュータ上でプレイすることが認証されていない」というメッセージが現れることもあります。iTunesStoreで購入した音楽データは、ID認証を受けたパソコンでしか再生できないためです。この場合、ウインドウ左のメニューから「購入したもの」を選び、曲を選択して「再生」ボタンを押します。続いてAppleIDとパスワードを入力します。

 もう古いパソコンは使わないという場合は、iTunesの「Store」メニューで「コンピュータの認証解除」を選んでおくといいでしょう。認証を受けられるパソコンは5台までという制限があるからです。

 古いパソコンと新しいパソコンの両方でiTunesを使っていて、音楽データを新しいパソコンにまとめたいという人もいるかもしれません。その場合は、まず、新しいパソコンにもともと入っていたiTunesフォルダーを、デスクトップなど別の場所に保存しておきます。次に古いパソコンのiTunesフォルダーを「ミュージック」フォルダーに保存します。そしてiTunesを起動し「ファイル」メニューから「ライブラリに追加」して、デスクトップのiTunesフォルダーを選択すればいいのです。

 なお、iTunesフォルダーを丸ごとコピーするやり方のほかに、CD-RやDVD-Rにデータをバックアップする方法もあります(下図)。

【CD/DVD-Rに記録する方法も】
「ファイル」-「ディスクへのバックアップ」を選ぶと、iTunesのデータをCD-RやDVD-Rに保存することも可能。新しいパソコンでiTunesを起動し、バックアップディスクを入れるとデータを復元できる
「ファイル」-「ディスクへのバックアップ」を選ぶと、iTunesのデータをCD-RやDVD-Rに保存することも可能。新しいパソコンでiTunesを起動し、バックアップディスクを入れるとデータを復元できる