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 「リフレッシュPC」とは、ユーザーから回収したパソコンを再生し、中古品として販売するパソコンのことです。パソコンの使用期間を延ばし、廃棄物を減らそうという考えで複数のメーカーが取り組んでいます。

 例えば、NECは一般ユーザーを対象に、同社のWebサイトで中古パソコンの買い取りを受け付け、リフレッシュPCとして再生、販売しています(下図)。富士通はリース期間が終了した企業向けのパソコンを、レノボは日本IBMと協業で企業ユーザーから買い取ったパソコンを、それぞれリフレッシュPCにしています。

【シールで区別している製品もある】
NECは、店頭などで見てひと目でリフレッシュPCと分かるように、パソコン本体に独自のシールを付けている
NECは、店頭などで見てひと目でリフレッシュPCと分かるように、パソコン本体に独自のシールを付けている

 リフレッシュPCが一般的な中古パソコンと違うのは、回収、再生の処理をパソコンメーカー自らが実施していることです。ユーザーの家庭やオフィスから回収されたパソコンは、まず、メーカーのリフレッシュ工場に運ばれます(下図)。ここで検査し、動作を確認。ハードディスクのデータをすべて消去してから、OSを再インストールします。さらに、きょう体をきれいにクリーニングして完成です。

ユーザーの家庭やオフィスから回収したパソコンはメーカーの工場でリフレッシュ後、販売店に出荷される。メーカー自ら再生処理をする分、一般の中古パソコンよりも信頼性が高い
ユーザーの家庭やオフィスから回収したパソコンはメーカーの工場でリフレッシュ後、販売店に出荷される。メーカー自ら再生処理をする分、一般の中古パソコンよりも信頼性が高い
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 こうして生まれ変わったパソコンはリフレッシュPCとして出荷されます。メーカーと契約した家電量販店やパソコンショップで販売される場合もあれば、メーカーのサイトで直販される場合もあります。どこで販売しているかは、各メーカーのWebサイトで調べられます。

 中古パソコンの購入を検討しているユーザーにとって、リフレッシュPCの利点は、中古ショップなどで買い取りされているパソコンよりも信頼性が高いことです。

 リフレッシュPCはパソコンメーカーが自社の工場で検査し、保証書を付けています。保証期間はメーカーによって異なりますが、一般に購入から6カ月、長い場合で1年間。その間の修理は原則無料です。

 付属品もある程度そろっています。OSのリカバリーCD-ROMのほか、そのパソコンが新製品として販売されていた時点で付属していたアプリケーションソフトなどが付いています。マニュアルは、パソコンのハードディスクや付属のCD-ROMにPDFなどで保存されていたり、パソコンメーカーのWebサイトからダウンロードできたりします。また、メーカーのサポートサービスを利用できるメーカーもあります。

 最新の性能でなくてよいので手ごろな価格のパソコンが欲しいという人や家族用に2台目、3台目のパソコンが欲しいという人に、リフレッシュPCは適しているでしょう。