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 デジカメ写真を、最もスマートに見栄えのするアルバムに仕立てる方法。それが、製本サービスです。写真集を業者に注文してしまうのです。富士フイルムがテレビコマーシャルで盛んに宣伝しているのでご存じかもしれません。一言でいうと、デジカメ写真のデータを預かり、これをユーザーが希望する順番やレイアウトに沿って1ページずつ業務用のプリンターで印刷。最終的に、カバー(表紙)付きで製本するものです。

 前述の富士フイルムのサービスは店頭で申し込む必要があるものですが、最近は同社をはじめ、インターネットで注文できるサービスが増えています。古くから手掛けている老舗といえるのが、業務向けオンデマンド印刷を得意とするアスカネットとコンテンツワークス。ほかに、キヤノンやオリンパスなどのカメラメーカーや、大手カメラ量販店のキタムラなども提供しています(図1)。メーカーによって、判型(大きさ)や作成可能なページ数はバラバラで、デザインもそれぞれ個性的です。

図1 自分で撮影したデジカメ写真をインターネット経由で送ると、これを豪華な写真集として仕立ててくれる主なサービスを紹介した。いずれも、Webブラウザーなどを用いて、好きなようにカバー(表紙)や各ページをレイアウトできる。商用印刷さながらの品質なので、仕上がりはゴージャスだ。判型やページ数、価格は、代表的な本の種類の場合を示した
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 ネットで注文するサービスの多くは、店頭で注文するサービスに比べ、レイアウトの自由度が高いのが特徴です。写真データの送信やレイアウトの実施、注文処理など、一連の作業はWebブラウザーや専用ソフトを使って自分で行います(図2)。納期は数日から数週間かかりますが、制作から納品まで家から一歩も出ずに済んでしまいます。価格は、安いものなら1000円台とリーズナブルですし、注文は1冊からでもOK。決して敷居は高くありません。

図2 作業のおおまかな流れを示した。サービスによって多少の違いはある。4ステップ目の「仕上がりを確認」までは無料なので、試しにレイアウトしてみることが可能。完成したレイアウトは一定期間保存できるのが通例なので、増刷のニーズにも応えてくれる
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手軽に試せるのが特徴

 出来栄えは、書店に並ぶ豪華な写真集に見劣りしません。商業印刷物ですから、画面上や写真用紙に印刷するとぱっとしない写真であっても、大写しにして写真集で見るとぐんと迫力が増します。

 レイアウト方法は初心者でも簡単にできるように工夫されており、心配は無用です。多くの場合、ページに収める写真の数や配置、背景の色合いなどを定めたデザインテンプレートがあらかじめ用意されています。写真を貼り付ける枠が空白になっており、この枠に自分の写真をドラッグ・アンド・ドロップするだけでレイアウトが完成するのです(図3)。

図3 2004年に開始した「Photoback」では、手のひらに乗るCDケースと同じ大きさの写真集が1冊当たり1890円で注文できる。ギフトのニーズがあることを踏まえ、化粧箱に収めて写真集を届けるほか、オプションでケースも用意する。もちろん、注文者以外に直接送付することも可能だ
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 例えば、コンテンツワークスの「Photoback」の場合、写真の拡大/縮小、トリミング位置の調整、1枚を見開き2ページに引き延ばすことが可能です。余白があれば、コメント文を書き込むこともできます。

 何といっても、レイアウトを組んで完成型を画面上で確認するまではタダで利用できる点が便利です。試しにチャレンジしてみて、気に入った場合だけ注文すればよいのです。パソコンにため込んで“死蔵”してしまう写真は少なくありません。オンラインの製本サービスを上手に活用すれば、家族や友人が喜ぶ写真集を作れます。