PR

 この画面が現れる直前の操作が、利用者自身で行ったのかを確認する機能です(図1)。「続行」をクリックすれば先に進めますが、パソコンを使っているとよく出てくるので、面倒に思っている方も多いかもしれません。しかしこれは、パソコンの安全を守るための大切な機能です。この機能は「ユーザーアカウント制御」といい、ソフトのインストールや削除、アップデート、ユーザーアカウントの設定のときなどに働きます。Cドライブの内容の変更など、主にパソコンのセキュリティ面や安定性に影響を及ぼす操作の際に、利用者に確認を求めることで安全性を高める仕組みです。

利用者自身の操作なら「続行」

図1 「ユーザーアカウント制御」の画面。ソフトのインストール時だけでなく、日付や時刻の設定などでも現れる。「続行」をクリックして操作を実行。覚えがないなら「キャンセル」。これで操作が取りやめられる。Windows Vistaからの機能だ。
図1 「ユーザーアカウント制御」の画面。ソフトのインストール時だけでなく、日付や時刻の設定などでも現れる。「続行」をクリックして操作を実行。覚えがないなら「キャンセル」。これで操作が取りやめられる。Windows Vistaからの機能だ。

 例えば、スパイウエアなどの悪質なプログラムは、パソコンの中身を勝手に改変しようとしますが、この場合にも利用者に知らせるので、被害を未然に防ぐことができるのです(図2)。

パソコンの改変を水際で防げる

図2 悪質なスパイウエアの活動など、利用者以外の操作を許可しなければパソコンを守れる。なお、悪質ではないソフトでも、自動更新されるときにこの画面が現れることがある。その際は、図1に表示されるソフト名をよく確認して、「続行」を選ぼう。
図2 悪質なスパイウエアの活動など、利用者以外の操作を許可しなければパソコンを守れる。なお、悪質ではないソフトでも、自動更新されるときにこの画面が現れることがある。その際は、図1に表示されるソフト名をよく確認して、「続行」を選ぼう。
[画像のクリックで拡大表示]

 なお、ユーザーアカウント制御の画面を表示しない設定にもできますが、安全性の問題からお勧めしません。Vistaの後継版「Windows 7」では、操作の重要度に応じて、確認画面の表示、非表示を設定できるようになる予定です。

(協力:マイクロソフトコンシューマサポート部 山口 森氏)