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選択範囲を新規ファイルにコピーする

 では、実際に「マクロ記録」機能を使ってマクロを作り、動かすまでの手順を見ていこう。

 ここでは、「選択範囲をコピーして、新しいファイルに取り出す」という作業をマクロで自動化する。表の特定の範囲だけを再利用したいときや、他人に渡したいというときに便利だ(図1)。

図1 表の一部を範囲選択して、新しいファイルにコピーするマクロを作ってみよう。といっても、コードをイチから書く必要はない。「マクロ記録」機能を使えば、コードをまったく知らなくてもマクロを作ることができる
図1 表の一部を範囲選択して、新しいファイルにコピーするマクロを作ってみよう。といっても、コードをイチから書く必要はない。「マクロ記録」機能を使えば、コードをまったく知らなくてもマクロを作ることができる
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 まずは、「マクロ記録」機能を使うための準備をする。

 ポイントは、記録をスタートする前に、目的のセル範囲をドラグして選択しておくこと。事前に選択しておかないと、“特定の範囲を選択する”という動作までマクロに記録されてしまうためだ。

 範囲を選択したら、「マクロの記録」画面を表示してマクロ名を付け、「マクロの保存先」を「個人用マクロブック」に指定して「OK」ボタンを押す(図2)。

図2 最初に目的の範囲を選択しておく(1)。「ツール」メニューから「マクロ」→「新しいマクロの記録」と選ぶ(2~4)。開く画面でマクロ名を付け(5)、保存先に「個人用マクロブック」を選んで(6)、「OK」を押す(7)
図2 最初に目的の範囲を選択しておく(1)。「ツール」メニューから「マクロ」→「新しいマクロの記録」と選ぶ(2~4)。開く画面でマクロ名を付け(5)、保存先に「個人用マクロブック」を選んで(6)、「OK」を押す(7)
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 これでマクロ記録が始まった。以降の動作はすべて記録されてしまうので、うっかり不要な動作をしないように注意しよう。

 なお、「マクロの保存先」で「個人用マクロブック」を指定したのには理由がある。ここにマクロを保存すると、Excel起動中は常に、記録したマクロを実行できるようになるためだ(図3)。もし、今作業しているファイルだけでそのマクロを使いたいなら、「マクロの保存先」で「作業中のブック」を選ぶ。

 マクロ記録が始まると、画面上にはツールバーが表示され、記録中であることが示される。

図3 「個人用マクロブック」とは、Excelを起動したときに、裏側で自動的に開く特別なファイルのこと。ここに記録されたマクロは、Excelの起動と同時に、どのExcelファイルを開いたときにも使えるようになる
図3 「個人用マクロブック」とは、Excelを起動したときに、裏側で自動的に開く特別なファイルのこと。ここに記録されたマクロは、Excelの起動と同時に、どのExcelファイルを開いたときにも使えるようになる
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