ここからは、いよいよ実践編だ。Excel文書の種類ごとに、日付に関する便利ワザや疑問解消法を見ていく。
最初に取り上げるのは、「曜日が入ったひと月分のカレンダー」(図1)。これを手早く簡単に作成してみよう。
まずは「作成する月の1日」の日付を入力する。「12/1」などと入力すればよい。ただし、“翌年”のカレンダーを作るときは注意が必要だ。「1/1」とすると、入力した年の1月1日になってしまう。そこで、「2010/1/1」のように「年」から入力する。見た目を整えるには、表示形式を変更すればよい。
曜日は、日付の表示形式を「aaa」に変更すると表示できる。「aaa」は、曜日を1文字で表示する書式記号だ(図2)。1日の日付と曜日を作成したら、後はセルを選択して右下隅をドラグすれば、残りの日付を作成できる(図3)。

[注1]ユーザー定義で「aaaa」とすると「土曜日」のように3文字表示になる