次に、顧客や社員などの「名簿」を見てみよう。
名簿では、年齢や在籍期間などを入力することが多いが、これがクセモノ。定期的に更新しないと意味がないが、手作業は面倒だ。しかし、心配はご無用。日付関数を使うと、今日時点の年齢や在職期間を自動で表示できるからだ。
まずは、年齢計算(図1)。ここで利用するのは、2つの日付の差を、指定した単位で表示するDATEDIF関数だ。「生年月日」と「今日の日付」との差を「年」単位で表示すれば、年齢を求められる。今日の日付は、TODAY関数を使って調べる(図2)。
[注1]DATEDIF関数は、関数を入力する際に一覧に表示されず、引数の説明も出ない。手入力しよう