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1本だけ安く買う裏技

 さらに言えば、Windows7が1本だけしか必要ない場合でも、ボリュームライセンスを通じて安く購入する裏技がある。

 というのも、ボリュームライセンス契約に必要な「初回は3ライセンス以上」という購入条件は、「同じ製品を3つ以上購入せよ」という意味ではない。必要に応じて異なる製品を3つ組み合わせてもよいのだ。すなわち、Windows7が1ライセンス分だけ必要なら、残りの2ライセンス分は、ほかの製品で埋め合わせることができる。

 極端な話、とにかくコストを押さえたいならば、「Windows Vista Business DVD Playback Pack」という製品を2本と、Windows7を1本だけ組み合わせて購入すればよい。この製品は、DVD再生機能を備えないVista Business用のDVD再生ソフトで、なんと600円前後で提供されている。こうすれば、約2万円でWindows7 Professionalのアップグレードライセンスを手に入れることができ、パッケージより約7000円安上がりになる(図5)。ボリュームライセンス本来の目的とは外れるが、そんな買い方も可能だ。

【1台分でもボリュームライセンスで安く買う裏技】
図5 異なる製品をセットにして3ライセンス分にしても構わない。図の例はライセンスオンラインで見積りした登録ユーザー向け価格。Windows7 とDVD再生ソフト2本分を組み合わせた。合計約2万円で、パッケージよりは7000円ほど安くなる
図5 異なる製品をセットにして3ライセンス分にしても構わない。図の例はライセンスオンラインで見積りした登録ユーザー向け価格。Windows7 とDVD再生ソフト2本分を組み合わせた。合計約2万円で、パッケージよりは7000円ほど安くなる
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 ただ、ボリュームライセンスにもいくつか注意すべき点がある。

 第一に、ボリュームライセンスで提供されるのは、Professionalエディションのアップグレードライセンスのみだということ。アップグレード対象のOSはパッケージより幅広く、Windows NT4.0やWindows98、Windows2000も含まれるが、反対にWindows XPについてはProfessional、VistaについてはBusiness以上のエディションが対象となるので気を付けよう。

 2月末までのキャンペーンでプレゼントされるインストール用のディスクは、32ビット版になることも覚えておこう。64ビット版のディスクが欲しいときは、約3000円のディスクキットを別途購入しなければならない。ただし、ダウンロードによりプログラムを入手する場合は、32ビット版と64ビット版の両方を選択でき、ライセンスも共通で使える。

 サポート体制がパッケージとは異なる点も確認しておくこと。マイクロソフトがパッケージで提供する90日間の無償サポートは受けられない。ボリュームライセンスでは、「ソフトウエアアシュアランス(SA)」を購入(契約)することで、年中無休のサポートを受けられる。SAの実勢価格は1本当たり約1万3000円と安くないが、契約期間中のアップグレード保証や製品ライセンスのコピー1つを会社とは別に使用できる「自宅使用プログラム」などの特典がある。

 そのほか、契約の手続きに1週間程度かかることや、キャンペーンを通じたインストール用ディスクの発送が翌月下旬になってしまう点なども考慮に入れて検討しよう。