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 これは、開いたファイルが保存できない場所にあるときに起こる現象です(図1)。いくつかの状況が考えられますが、よくあるのは2つのケースです。

「読み取り専用」と表示された!
図1 ファイルを開くと、タイトルバーに「読み取り専用」と表示される場合がある。
図1 ファイルを開くと、タイトルバーに「読み取り専用」と表示される場合がある。
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 1つ目は、圧縮されたファイルを開いている場合です。XP以降のWindowsは、標準でZIP形式の圧縮ファイルに対応しています。ファスナーが付いたフォルダの絵柄で表示され、ダブルクリックすれば圧縮されているファイルを確認できます。さらにこのファイルを開いて、中身を見られます(図2)。

図2 Word 2007の場合、図1の状態のファイルを編集した後に「上書き保存」をクリックすると、「名前を付けて保存」の画面が現れ、更新することはできない。
図2 Word 2007の場合、図1の状態のファイルを編集した後に「上書き保存」をクリックすると、「名前を付けて保存」の画面が現れ、更新することはできない。

 ただ、このように開いたファイルは、一時的に解凍されているものです。実際のファイルは圧縮されたままなので、保存できないのです(図3、図4)。圧縮ファイルを編集したい場合は、一度解凍しましょう(図5)。

ZIPファイルは解凍してから編集
図3 ZIP形式の圧縮ファイルは、ファスナーが付いたアイコンになる(上はVista)。
図3 ZIP形式の圧縮ファイルは、ファスナーが付いたアイコンになる(上はVista)。

図4 図3のファイルをダブルクリックすると、圧縮されているファイルを確認できる。このファイルをさらにダブルクリックすると、一時的に解凍されて中身が開く。ただ、実際のファイルではないので、図1のように「読み取り専用」と知らせてくれる。
図4 図3のファイルをダブルクリックすると、圧縮されているファイルを確認できる。このファイルをさらにダブルクリックすると、一時的に解凍されて中身が開く。ただ、実際のファイルではないので、図1のように「読み取り専用」と知らせてくれる。

図5 ZIP形式の圧縮ファイルを解凍するには、右クリックして「すべて展開」を選べばいい。
図5 ZIP形式の圧縮ファイルを解凍するには、右クリックして「すべて展開」を選べばいい。

 2つ目は、CD-Rなど書き換えができない記録媒体にあるファイルを開いた場合です。このようなファイルは当然編集できません。ハードディスクなどにコピーしてから編集するようにしてください。

 なお、保存ができないファイルを編集してしまっても心配はいりません。別のファイル名を付けて保存できます。

ディスクのファイルも「読み取り専用」
図6 書き換え不可の記録媒体のファイルを右クリックして「プロパティ」を確認すると、「読み取り専用」にチェックが付いている。ハードディスクなどにコピーすれば、このチェックは消えるので編集が可能。なお、「ライブファイルシステム」など、書き換え可能な方式で記録されたファイルは、「読み取り専用」にチェックは付いていない。
図6 書き換え不可の記録媒体のファイルを右クリックして「プロパティ」を確認すると、「読み取り専用」にチェックが付いている。ハードディスクなどにコピーすれば、このチェックは消えるので編集が可能。なお、「ライブファイルシステム」など、書き換え可能な方式で記録されたファイルは、「読み取り専用」にチェックは付いていない。

(協力:マイクロソフトコンシューマサポート部 山口 森氏)