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 ピボットテーブルには、ほかにも便利な機能がある。例えば、集計表で「会議費」の金額が気になったときは、そこをダブルクリックするだけで、費目が会議費のデータだけを新規シートへ抜き出せる(図21、図22)。

図21 支出明細から、「会議費」を含むデータだけを抜き出したい。ピボットテーブルを使えば、こんなことも簡単に実現できる
図21 支出明細から、「会議費」を含むデータだけを抜き出したい。ピボットテーブルを使えば、こんなことも簡単に実現できる
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図22 ピボットテーブル内にある会議費の合計部分をダブルクリックすると、図21のような会議費を含むデータの一覧表が、別シートに作成される
図22 ピボットテーブル内にある会議費の合計部分をダブルクリックすると、図21のような会議費を含むデータの一覧表が、別シートに作成される
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 集計方法は、合計だけでなく、データの個数や平均などに変更できる(図23、図24)。

図23 ここまでは、金額の合計を計算してきた。合計だけでなく、個数や平均など、別の計算方法を指定することも可能だ
図23 ここまでは、金額の合計を計算してきた。合計だけでなく、個数や平均など、別の計算方法を指定することも可能だ
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図24 集計結果のセルを1つ選び(1)、ツールバーの「ピボットテーブル」→「フィールドの設定」を選ぶ(2)[注7]。開く画面で、計算方法を指定する(3)(4)
図24 集計結果のセルを1つ選び(1)、ツールバーの「ピボットテーブル」→「フィールドの設定」を選ぶ(2)[注7]。開く画面で、計算方法を指定する(3)(4)
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[注7]Excel 2007セルを選択した後、「ピボットテーブルツール」タブの「アクティブなフィールド」→「フィールドの設定」を選ぶ