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印刷のレイアウトを確認する

 スライドの作成がすべて完了したら、印刷の準備に入ります。事業報告など細かな数字が並ぶような資料であれば、スライド一枚ごとに印刷したほうがいいでしょう。しかし、セミナーなど投影を前提にしたプレゼンの場合は大きなフォントサイズを使っているため、「2アップ」というレイアウトで印刷することが多いようです。A4一枚につき2つのスライドが上下に並んでいる方式です。

 2アップにする方法には2つあります。1つはプリンターのプロパティ設定で行う方法で、プリンターメーカーによって呼び名はいろいろなようですが、「まとめて1枚」や「割り付け印刷」のような名称があればそれを使います。この方法は、PowerPoint側から1枚1枚出力されたスライドを、プリンターが勝手に2枚ずつ並べて印刷するもので、1枚の紙に比較的目いっぱい2枚のスライドが出力されます。

図1 プリンター側の機能を使って、「Nアップ」を設定
図1 プリンター側の機能を使って、「Nアップ」を設定
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 もう1つの方法は、PowerPoint側で「配布資料」として出力する方法で、2~9アップで出力できます。この場合は「配布資料マスタ」でスライドの位置が決められており、スライドはやや小さめに出力され空白部分が多くなります。どちらがいいのかは目的と好みに応じますが、セミナーの場合はスライドにメモを書き込みたい人もいますし、また投影用に適切に調整されたフォントサイズであれば印刷物では3分の1程度になっても十分な大きさになるはずですので、個人的にはPowerPointの配布資料による2アップのほうがお薦めです。

図2 PowerPointで、「Nアップ」を設定
図2 PowerPointで、「Nアップ」を設定
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