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フリーソフトを使って電波の強さを測定する

 まず最初に、使用中の無線LANルーターで、電波の強さを調べる。Windows XPの標準機能である「ワイヤレスネットワークの選択」画面でも、電波の強さを5段階で表示できるが、できればもう少し詳しく知りたい(図5)。

図5 Windows XPで電波の強さを調べるには、タスクトレイの「ワイヤレスネットワーク接続」アイコンをクリック(上図)[注2]。近くの無線LANルーターが一覧で表示され、5段階の緑色のバーで電波の強さがわかる(下図)
図5 Windows XPで電波の強さを調べるには、タスクトレイの「ワイヤレスネットワーク接続」アイコンをクリック(上図)[注2]。近くの無線LANルーターが一覧で表示され、5段階の緑色のバーで電波の強さがわかる(下図)
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 インターネット上には、ファイルのダウンロード速度などを測定するウェブサイトがいくつかあるが、これはあまり参考にならない。その測定サイトの混雑具合によって速度が上下してしまうからだ。

 そこで今回は、無線LAN電波の出力を直接測定する「inSSIDer」(インサイダー)というフリーソフトを利用する(図6)。使い方は簡単。インストール後に起動したら、「スキャン開始」ボタンを押すだけだ(図7)。すると、周囲にある無線LANルーターを検索して、一覧で表示してくれる(図8)。この中から、無線LANルーターに付けた名前(SSID)やメーカー名を頼りに、自分の無線LANルーターを特定しよう。

図6 無線LANの電波の強さをもっと詳しく調べてみよう。今回は「インサイダー」というフリーソフトを使う。開発元のウェブサイトから入手して組み込む
図6 無線LANの電波の強さをもっと詳しく調べてみよう。今回は「インサイダー」というフリーソフトを使う。開発元のウェブサイトから入手して組み込む

【周囲の無線LANルーターの電波をすべて測れる】
図7 起動したら、パソコンの無線LAN機能を有効にし、ツールバーの「スキャン開始」ボタンをクリックする
図7 起動したら、パソコンの無線LAN機能を有効にし、ツールバーの「スキャン開始」ボタンをクリックする
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図8 近くにある無線LANルーターが表示される。メーカー名やSSIDを頼りに、自分の無線LANルーターを特定しよう。「RSSI」が電波の強さ。左下には、信号強度の推移がグラフで表示される
図8 近くにある無線LANルーターが表示される。メーカー名やSSIDを頼りに、自分の無線LANルーターを特定しよう。「RSSI」が電波の強さ。左下には、信号強度の推移がグラフで表示される
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 そこで「RSSI」欄に表示されているのが、電波の強さ(受信信号強度)だ。このソフトでは、dBm(デシベルミリ)という単位で強さを表す。マイナスの数値なので少しわかりにくいが、数値が大きいほど電波が強い(図9)。安定して通信するには、マイナス60dBm以上が目安になる。

【「RSSI」が大きいほど電波が強い】
図9 信号強度の単位は「dBm」(デシベルミリ)。これは出力1ミリワットの電波を0デシベルとした特別な単位だ[注3]
図9 信号強度の単位は「dBm」(デシベルミリ)。これは出力1ミリワットの電波を0デシベルとした特別な単位だ[注3]

[注2]既に接続されているときは、開く画面で「ワイヤレスネットワークの表示」ボタンをクリックする

[注3]「-30dBm」の場合、受信した電波は「10のマイナス3乗mW」の強さになる