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 続いて、これから「11n」の無線LANルーターを購入する人のために、接続やセキュリティーなど、設定のポイントを紹介しよう。

 今回は、量販店で最も売れている、バッファローの「WZR-HP-G301NH」を例に、設定方法などを説明する(図1)。電波が遠くまで届くという「ハイパワー」タイプの製品だ[注1]。

 もし、テレビやブルーレイレコーダーを接続する予定があるなら、NECアクセステクニカの「AtermWR8700N」も検討しよう(図2)。家電向けの「5ギガヘルツ帯」の電波も利用できる[注2]。

図1(左) アンテナを3本内蔵し、うち2本は向きを自由に変えられる「ハイパワー」の製品。パソコンやゲーム機しかつながないなら、この機種がお薦めだ<br/>図2(右) 内蔵アンテナは2本だが、無線LAN専用の「5GHz」の電波を使えるのが特徴。将来テレビやブルーレイレコーダーをつなぎたい人に向く
図1(左) アンテナを3本内蔵し、うち2本は向きを自由に変えられる「ハイパワー」の製品。パソコンやゲーム機しかつながないなら、この機種がお薦めだ
図2(右) 内蔵アンテナは2本だが、無線LAN専用の「5GHz」の電波を使えるのが特徴。将来テレビやブルーレイレコーダーをつなぎたい人に向く
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 設定は2段階。まず親機(無線LANルーター)と子機(パソコン)をつなぐための設定をする。具体的には、双方に同じ「SSID」と「暗号キー」を指定する(図3~図5)。「SSID」は自分の無線LANルーターを識別するための名前で、「暗号キー」は通信中のデータを盗聴されないために設定するものだ。

 この2つが設定できたら、最後に無線LANルーターをADSLモデムや光回線の回線終端装置に接続して完了だ。

【無線LANルーターの「設定」は2段階で実行】
図3 無線LANは、無線LANルーター(親機)とパソコン(子機)の間をLANケーブルでなく無線でつなぐもの。それには、両者に「SSID」と「暗号キー」を設定する(1)。その後、ADSLモデムなどを接続する(2)
図3 無線LANは、無線LANルーター(親機)とパソコン(子機)の間をLANケーブルでなく無線でつなぐもの。それには、両者に「SSID」と「暗号キー」を設定する(1)。その後、ADSLモデムなどを接続する(2)
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図4 「SSID」は、無線LANの親機を識別するための文字列で、名前のようなもの。近くに無線LANルーターが2台以上ある場合でも、SSIDを見れば、どちらが自分の利用できるほうかわかる
図4 「SSID」は、無線LANの親機を識別するための文字列で、名前のようなもの。近くに無線LANルーターが2台以上ある場合でも、SSIDを見れば、どちらが自分の利用できるほうかわかる
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図5 「暗号キー」は、通信を暗号化するときに使う文字列のこと。暗号化方式には、WEP(ウェップ)、TKIP(ティーキップ)、AES(エーイーエス)の3種類がある。両者に同じキーを登録しないと通信できない
図5 「暗号キー」は、通信を暗号化するときに使う文字列のこと。暗号化方式には、WEP(ウェップ)、TKIP(ティーキップ)、AES(エーイーエス)の3種類がある。両者に同じキーを登録しないと通信できない
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[注1]無線LANルーターの電波の出力は、電波法で10mW以下に規制されている。ハイパワー製品(NECアクセステクニカでは「ハイパーロングレンジ」)でもこの上限を超えることはできない

[注2]テレビなどの家電製品では、干渉の可能性が低い5GHz帯の電波を使うことが推奨されている