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Q、結局のところ長期保存に適しているメディアはどれ?

 ハードディスク、フラッシュメモリー、光ディスクで単純に比較すると、ハードディスクとフラッシュメモリーの寿命が5年程度であるのに対し、光ディスクは30年(図1)。書き込み方法、メディアの品質、保管方法などの条件は満たす必要があるが、単純に考えれば、光ディスクへの記録が安全性が高いといえそうだ。

【3種類の記録媒体では光ディスクが最も寿命が長い】
図1 上記の3つのメディアの中では最もデータ保持の寿命が長いと考えられるのは光ディスク。ただし、書き込むメディアの品質や書き込み時のエラーの発生状況、保存状態によってその時間が大きく変化する
図1 上記の3つのメディアの中では最もデータ保持の寿命が長いと考えられるのは光ディスク。ただし、書き込むメディアの品質や書き込み時のエラーの発生状況、保存状態によってその時間が大きく変化する
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 そうはいっても、光ディスクの場合、データの書き込みに時間がかかる、大容量のデータを記録するには枚数がかさむなど使い勝手では気になる部分もある。通常のファイルは外付けハードディスクに保存し、特に大切なデータは光ディスクに記録しておくなど、ファイルの用途に合わせて複数の記録メディアに分散記録しておくのが正解だろう。

 現在では大切なファイルを自分のパソコン上で管理するのが当たり前。一方、最近ではマイクロソフトの「Windows Live Sync」などオンライン・ストレージ・サービスが増えつつある。将来、安定性やセキュリティの面でも信頼できるサービスが登場してくれば、銀行にお金を預けるのと同じように、むしろ外部サービスにデータを預ける方が安心という時代が来るかもしれない。