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 まず、職場と自宅でファイルをやり取りするときに便利な「Dropbox」(以下、ドロップボックス)というオンライン・ストレージサービスを紹介しよう。

 これは、米国のベンチャー企業が3年前に始めたサービスだが、その便利な使い勝手が支持されて、瞬く間にユーザー数を拡大。今や世界中で約400万人が利用する巨大サービスに成長した(インタビュー参照)。

 サービスの特徴は、大きく2つある。1つは、ファイルの同期操作によって、サーバーとパソコン内のフォルダーを同じ状態に保つことだ。この仕組みを利用して、まず職場のパソコンとサーバーとの間でデータを同期。続いて、自宅のパソコンとサーバーとの間でデータを同期する。そうすれば、サーバーを仲介役として、職場と自宅のフォルダー同士をいつも同じ内容に保つことができる。

 2つ目は、ウェブ上での面倒なログイン操作をせずに、データを自動同期できること。パソコンを立ち上げてインターネットに接続するだけで、パソコン内の専用フォルダーとサーバーのデータが自動で同期される。いちいちブラウザーを立ち上げて、IDやパスワードを入力する必要がない(図1、図2)。しかも容量2GBまでなら無料で利用できる。職場と自宅でファイルのやり取りをするのなら、十分な容量だ。なお、預けたファイルを90日間放置すると削除されるので注意したい。

図1 職場と自宅でいつも同じファイルを利用したい─。そんなときは、ドロップボックスがお薦めだ。HDD内に設けた専用フォルダーとサーバーとの間でデータの同期を実行。これを職場と自宅の両方に導入すれば、フォルダーの内容をいつも同じ状態に保つことができる
図1 職場と自宅でいつも同じファイルを利用したい─。そんなときは、ドロップボックスがお薦めだ。HDD内に設けた専用フォルダーとサーバーとの間でデータの同期を実行。これを職場と自宅の両方に導入すれば、フォルダーの内容をいつも同じ状態に保つことができる
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図2 まず、自宅と職場のパソコンにドロップボックスを導入(1)。続いて、職場のパソコン内の専用フォルダーにファイルを保存(2)。最後に自宅のパソコンを起動してネットに接続(3)。以上の操作で両方のフォルダーが同じ状態になる
図2 まず、自宅と職場のパソコンにドロップボックスを導入(1)。続いて、職場のパソコン内の専用フォルダーにファイルを保存(2)。最後に自宅のパソコンを起動してネットに接続(3)。以上の操作で両方のフォルダーが同じ状態になる
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