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 「すぐに使いたいのに、なかなか起動しない」「マウスポインターは動くのにソフトが反応しない」─。Windowsは使い込むうちに速度がどんどん低下していき、イライラさせらせることがしばしば。ではなぜ、Windowsは動作が遅くなっていくのか。その原因はさまざまだ(図1)。

【速度低下の理由はさまざま】
図1 Windowsの起動時間が長くなる理由はさまざま。“経年劣化”の場合もあれば、ウイルス感染やシステム障害などが要因の場合もある
図1 Windowsの起動時間が長くなる理由はさまざま。“経年劣化”の場合もあれば、ウイルス感染やシステム障害などが要因の場合もある
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 まず、真っ先に疑うべきはウイルスの感染だ。万が一、ウイルスが感染してシステムの背後で活動すると、動作速度の低下を招きやすい。最近になってWindowsの速度が遅くなったのであれば、ウイルス感染の可能性が考えられる。ウイルス対策ソフトが無効、あるいは導入していないのであれば、早急にウイルス対策ソフトで検査しよう(図2)。

【最近になって遅くなったのならトラブルの可能性大】
図2 ウイルス対策ソフトが無効、あるいは導入していないのであれば、ウイルス対策ソフトでチェック(左)。感染の恐れがなければ、Windowsの「システムの復元」で快調だった時期に戻してみよう(右)。スタートメニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の順にたどる
図2 ウイルス対策ソフトが無効、あるいは導入していないのであれば、ウイルス対策ソフトでチェック(左)。感染の恐れがなければ、Windowsの「システムの復元」で快調だった時期に戻してみよう(右)。スタートメニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の順にたどる
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 ウイルス対策に不備がなければ、システムトラブルの恐れもある。Windowsでは設定情報を「レジストリ」と呼ぶファイルに一元管理している(図3)。レジストリはWindowsを使い込むうちに肥大化していき、ふとしたきっかけで内容が破損することがある。レジストリが肥大化・破損すると、設定の読み出しに時間がかかり、システムパフォーマンスに悪影響を及ぼす場合がある。

【長く利用しているとレジストリは肥大化する】
図3 3年間使用したアカウントは、新規に作成したアカウントに比べて、レジストリ(ntuser.dat)が10倍以上も大きくなる。レジストリの肥大化は速度低下やトラブルの原因になる
図3 3年間使用したアカウントは、新規に作成したアカウントに比べて、レジストリ(ntuser.dat)が10倍以上も大きくなる。レジストリの肥大化は速度低下やトラブルの原因になる
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 レジストリを以前の状態に回復させるには、XP以降のWindowsが備える「システムの復元」機能を起動して、動作が快調だった時期に戻してみるとよい。なお、XPのシステムの復元機能は、あらかじめマイコンピュータを右クリックして「プロパティ」を開き、「システムの復元」タブにある「すべてのドライブで…」にチェックを入れておく必要がある。