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iPhoneで写真を撮るプロフェッショナル“iPhonegrapher”の三井公一さんと撮影散歩に出かけた。何気ない街や自然を被写体に、iPhone1台でプロ級の写真が撮れるコツを、多くの作例を交えながら紹介していこう。

HDRを上手に使うには

 良い写真を撮るには、光を味方に付けることだと三井さん。ベストな光を見つけられるに越したことはないが、手軽に明暗を調節するには、iPhoneの標準カメラ機能にある「HDR」を活用したい。

 HDRとは「ハイダイナミックレンジ」の略で、一度シャッターを押すごとに暗め・通常・明るめの3枚を連写し、美しく撮れた部分を自動的につなぎ合わせてくれる機能。自然光が降り注ぐ森など、明暗差が激しい風景を撮るときには欠かせない。操作は簡単で、カメラアプリのオプションから「HDR」をオンにするだけ。ただし、「一度のシャッターにかかる時間が長くなってしまうため、連写や動いている被写体を撮るときにはあえてオフにするのも手」(三井さん)だ。
 

私(菅原)が普通に撮影した青銅の鳥居。空が真っ白に飛んでしまっているうえ、鳥居の色味もやや暗くなってしまった。
私(菅原)が普通に撮影した青銅の鳥居。空が真っ白に飛んでしまっているうえ、鳥居の色味もやや暗くなってしまった。
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HDR機能をオンにして撮ったところ、鳥居の奥に美しい青空が見える。先ほどより青銅色も綺麗だ。
HDR機能をオンにして撮ったところ、鳥居の奥に美しい青空が見える。先ほどより青銅色も綺麗だ。
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手だけで光が操れる

 カメラマンが、邪魔な光をさえぎるためにカメラの周りで黒い板を動かしているのを見たことはないだろうか。俗に言う「ハレ切り」で、レンズに付けるフードも同じ役目を果たしている。三井さんは「特別な道具がなくても、iPhoneの周りに手をかざせば同じように光を調節できる」という。また、iPhoneのカメラは、タップした部分に自動でフォーカスと露出を合わせてくれる。同じ景色を撮るときでも、さまざまな位置を指定して、ベストな明るさを探るとよい。

ただ撮影しただけでは、逆光のためぼんやりした印象になってしまった。
ただ撮影しただけでは、逆光のためぼんやりした印象になってしまった。
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三井さんの真似をしてiPhoneの左側に手をかざし、斜めからの光をカットしただけで見違えるようにくっきりとした写真が撮れた。
三井さんの真似をしてiPhoneの左側に手をかざし、斜めからの光をカットしただけで見違えるようにくっきりとした写真が撮れた。
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