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 2008年6月3日に台湾・台北市で開幕した「COMPUTEX TAIPEI 2008」。会場では、Windows Mobileを搭載したスマートフォンが数多く展示されている。中でも特筆すべきなのが、米アップルの「iPhone」と同様に画面サイズを広く取り、タッチパネルによる直感的な操作を可能にした製品の急増ぶりだ。

 台湾ハイテクコンピューター(HTC)は、Windows Mobile 6.1を搭載した「HTC Touch Diamond」を参考出展している。同社は以前から、指でタッチパネルを操作することを前提としたユーザーインタフェース(UI)設計をしているが、今回の製品は画面デザインが従来製品とは異なっており、メニュー選択時にアニメーション表示をふんだんに盛り込んだり、複数の画面が重なっているように見える3D表示を採用したりと、新たな工夫が凝らされている。

 写真やメールの閲覧時には、画面を縦方向になぞることで、たくさんの写真やメールを次々に取り出し、めくっていくように表示させることが可能だ。また、上きょう体の中央下部には環状のタッチセンサーを備えている。十字キーの周囲を、環を描くようになぞると、画面の縦スクロールが可能だ。また、きょう体は重力センサーを内蔵しており、縦向きか横向きかを自動判別して、写真などを表示する向きを自動的に変更する。この重力センサーを用い、きょう体を傾けることでボールを所定の位置まで転がしていく体感ゲームをプリインストールしている。

 同社では、きょう体の厚さが11mm強と従来製品より薄くなり、持ち運びやすくなったことも特徴としている。HSDPA方式の高速パケット通信が可能で、4GBのフラッシュメモリーを内蔵している。台湾市場では6月中旬~下旬にも発売予定で、価格は2万台湾ドル(約6万9500円)前後の見込み。

 台湾マイタックは、GPSモジュールを内蔵したWindows Mobile 6.1対応のスマートフォン「Mio Leap G50」を参考出展。iPhoneと同様に、きょう体のボタンをほとんどなくし、凹凸のないスマートなデザインとしている。待ち受け画面で指を左右方向になぞると、本をめくる要領で画面が切り替わり、各種のツールを簡単に選んで実行できる。画面の左上から中央に向かって斜めに指をなぞっていくと、現在実行中のタスク一覧が表示され、任意の画面を選ぶことでそのタスクにジャンプできるという機能を持つ。同社の従来製品と同様、簡易型カーナビ(PND)として用いることも可能だ。GSMの高速パケット通信方式であるEDGEに準拠している。台湾市場では2008年7~9月の発売を見込んでいる。

 台湾アスーステック・コンピューター(ASUS)は、イタリアの自動車メーカーであるランボルギーニのブランド名を冠したスマートフォン「ASUS-Lamborghini ZX1」を展示。この製品も同様に、液晶ディスプレイの枠部の凹凸をなくしたデザインが特徴。画面中央を左右になぞることで、メニュー項目を選択することが可能だ。HSDPAによる高速パケット通信機能を備えている。

SIMカードの2枚装着ができるスマートフォンも

 台湾E-テン インフォメーションシステムズ(E-TEN)は、SIMカードのスロットを2個備えたWindows Mobile 6.1搭載のスマートフォン「Glofiish DX900」を参考出展している。W-CDMAの高速パケット通信方式であるHSDPAと、GSMの高速パケット通信方式であるEDGEの両方に対応。2枚のSIMカードを装着することで、2番号を同時に待ち受けすることも可能としている。SIMカードのスロットは、きょう体背面の電池カバーの内側に2枚分並べて用意しているという。

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