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 台湾・台北市で2008年6月3日~7日に開催された展示会「COMPUTEX TAIPEI 2008」において、Thermaltake Technologyはコンプレッサーを使った冷却システム「Xpressar」を展示した。エアコンと同じ原理でCPUの熱を奪う装置で、同社の水冷クーラーに比べてCPU温度を20℃以上下げられるという。

 パソコンのCPUをオーバークロックして使う場合、コンプレッサーと冷媒を利用した「ガス冷」を導入するマニアックなユーザーがいる。冷蔵庫やエアコンと同じ原理で動作し、強力な装置では氷点下20℃以下に冷やすことも可能だ。ただし、エアコンなどを改造して自作する必要があり、取り扱いも難しい特殊な装置だ。

 会場に展示されていたXpressarを見る限り、装置はPCケース内にスマートに収まり、“キワモノ”的な印象は薄い。きょう体前方に冷媒を圧縮するコンプレッサーが備え付けられ、後方には熱交換機(コンデンサー)、CPUには冷却用のエバポレーターが取り付けられている。同社の実測データでは、動作周波数3GHzのCPUを4GHzにオーバークロックした場合、通常はCPU温度が90℃近くになるが、Xpressarでは40℃未満に抑えられたという。

 完成度が高そうに見えるシステムだが、一般ユーザーへの販売は2009年の予定だ。それに先立ち、2008年7~8月に組み込み販売向けにシステム販売業者への出荷を予定している。価格は未定。

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