PR

 アマゾン ジャパンは2008年7月3日、童話「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリング氏の手作り本「The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)」(写真1)を日本で初公開した。The Tales of Beedle the Bardは世界で7冊しか作成されていない希少本。6冊は個人所蔵だが、1冊が2007年12月13日に英サザビーズのオークションに出品され、米アマゾン・ドット・コムが約4億5000万円で落札し、話題を集めた。落札で得た収益は、J.K.ローリング氏が設立した欧州のこどものための慈善団体「The Children's Voice」に全額寄付された。

 The Tales of Beedle the Bardは、「魔法使いのこどもであれば、誰もが知っている童話集」という位置づけで、7月23日に日本語版が発売される最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の中にも登場する。全5話のうちの1話は、この最終巻の21章と同じタイトルがつけられている。5つの物語の概要はアマゾンの特集ページで紹介されている。

 アマゾンでは、「ハリー・ポッターと死の秘宝」または「ハリー・ポッターシリーズ全巻セット」を指定した期間内に購入予約し、応募手続きをとった人の中から抽選で、10組20人をThe Tales of Beedle the Bardの中身を見る会に招待する。対象となる予約期間は2008年7月3日から7月22日23時59分まで。

 ハリー・ポッターと死の秘宝の2008年7月3日現在の予約数は7万3730冊。最終巻はアマゾンが手がけてきたハリー・ポッターシリーズの中では、同時に販売する冊数で過去最大になる見通し。アマゾン ジャパンの書籍事業本部渡部一文統括事業本部長は「正確なところは見えないが、最終的には10万冊程度(の予約数)までいくかもしれない」としている。

 The Tales of Beedle the Bardは7月中旬以降、東京と関西地区の2カ所で一般公開される。その後は米国に渡り、ユーザーとのイベントなどで公開される予定。