PR

 マイクロソフトによると、3カ月ほど前から、「Windows Update(Microsoft Update)サイトにアクセスしようとすると、エラーが表示される」といった報告が急増しているという。原因は、Windows Updateに必要なサービスを停止するウイルス。対策は、ウイルスの駆除と、必要なサービスの再開。

 寄せられる報告の内容は、「Windows UpdateやMicrosoft Updateのサイトにアクセスして更新プログラムを適用しようとすると、『0x8DDD0018』あるいは『1058』といったエラー番号ともに、『必要なサービス アプリケーションが無効になっているため、Windows Update を続行できません』といったエラーメッセージが表示される」といったもの。

 このエラーメッセージは、Windows Update(Microsoft Update)に必要なサービスである「Background Intelligent Transfer Service」および「Windows Update(Vistaの場合)」あるいは「Automatic Updates(XPの場合)」が停止されている場合に表示される。

 これらのサービスはデフォルトで有効。明示的に停止しない限り、無効にはならない。マイクロソフトによれば、多くのケースでは、特定のウイルス(悪質なプログラム)によって無効にされているという。「『Vundo』と呼ばれるウイルスなどに感染すると、これらのサービスを停止される」(カスタマーサービス&サポート セキュリティレスポンスチームの小野寺匠氏)。

 加えて、ユーザーが自分で停止しているケースもあるという。ある雑誌の記事などでは、更新プログラム適用後の再起動を防ぐためなどとして、これらのサービスの停止を推奨しているからだ。そういった情報を知人から聞いて、サービスを停止したユーザーもいるという。

 これらのサービスが停止していると、Windows Updateなどを利用できないし、自動更新を有効にしていても更新プログラムが適用されないのでとても危険だ。サービスを停止した覚えのあるユーザーはもちろん、Windows Updateサイトにアクセスできなかった経験のあるユーザーや、最近、更新プログラムが適用されていないと感じるユーザーは、早急に対策を施したい。

 具体的には、ウイルスを駆除した上で、必要なサービスを再開する。最新のパターンファイル(ウイルス定義ファイル)に更新していれば、ほとんどのウイルス対策ソフト(セキュリティ対策ソフト)で検出・駆除できる。

 同社が提供する「Windows Defender」や「Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール」でも駆除可能。ただし、「Windows Defenderで検出しても、『無視(Ignore)』を選択するユーザーは少なくないようだ」(小野寺氏)。検出された場合には即座に駆除したい。

 ウイルスを駆除した場合、あるいはウイルスに感染していないことが確認できた場合には、「コントロールパネル」の「管理ツール」から、必要なサービスを再開する。具体的な手順については、マイクロソフトが公開するサポート情報「Windows Update サイトにアクセスしようとすると、0x8DDD0018 エラーが表示される」などを参照してほしい。