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 セキュリティ組織の米サンズ・インスティチュートは2008年8月30日から9月1日、「グスタフ(Gustav)」という単語を含むドメイン名の登録が急増しているとして、連日注意を呼びかけている。グスタフとは、米国本土に接近中の大型ハリケーンの名称。被害が発生した場合、これらのドメイン名を使った詐欺サイトが出現する恐れがあるという。

 大規模な災害が発生すると、その被災者への募金を呼びかけるオンライン詐欺が必ずと言ってよいほど出現する。例えば2005年1月には、スマトラ沖地震に“便乗”したフィッシング詐欺が続出。2005年9月にはハリケーン「カトリーナ(Katrina)」、2006年8月には「アーネスト(Ernesto)」被災者への寄付を募る詐欺サイトが多数出現した。

 いずれの場合でも、災害の発生前から、災害を連想させるようなドメイン名が取得される。例えば今回のケースでは、ハリケーンの名前である「gustav」を含むドメイン名の登録が、8月26日以降、急増しているという。

 サンズによれば、正規の目的で取得しているドメイン名は多いだろうが、詐欺目的で取得しているものも少なくないだろうという。販売目的で、取りあえず取得されているドメイン名もあるという。このためサンズでは、オンラインで寄付する場合には、十分注意するよう呼びかけている。