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 長らく5万円台を維持していた8.9型液晶の低価格ミニノート市場で、価格引き下げの動きが出てきた。

 日本ヒューレット・パッカードは2008年10月22日に「HP 2133 Mini-Note PCスタンダードモデル」(以下、mini)の価格を5万9850円から4万4730円に引き下げた。多くの低価格ミニノートがインテルのAtomプロセッサーを搭載する中、miniはVIAのC7-M(1.2GHz)を採用している。OSはWindows Vista Home Basic、メモリーは1GB、HDDは120GB。

 CPUをC7-M(1.6GHz)、メモリー2GB、HDD160GBなどに仕様をアップグレードした「同ハイパフォーマンスモデル」も同日、価格を改定し、7万9800円を6万4680円に値下げしている。

 東芝の「NB100」は、大手家電量販店での予約受付価格が7万4800円だったが、販売が始まった10月27日現在、大手家電量販店の販売サイトでは6万9800円となっている。なお、11月に発売予定のNECの「LaVie Light BL100/RA」の予約価格は6万4800円である。

 低価格ミニノートの元祖である台湾メーカーも新製品投入で対抗している。

 10月25日に発売された台湾アスーステック・コンピューターの10インチ液晶を採用したAtom搭載ミニノート「Eee PC 1000H-X」は5万9800円。1000H-Xは記憶媒体にHDD 160GBを採用、無線LANはIEEE 802.11b/gのほか11nドラフトにも対応するなど、他社の低価格ノートよりも一段上のスペックを満たしている。

 そのほか、継続販売している「Eee PC 901-X」や日本エイサーの「Aspire one」はいずれも5万円台半ばを維持しているが、店頭では完売状態が目立つ状況だ。