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 「DIY PC Expo 2008 Autumn」(主催:DIY PC Expo実行委員会、後援:アスク、協力:日経WinPC)で、日本シーゲイトの佐藤之彦氏が、HDDの歴史と今後の展望を題材にセミナーを行った。

 まずHDDの歴史を振り返り、1979年に設立されたSeagateが、1980年に発売した「ST506HDD」という5.25インチのHDDを紹介。容量はわずか5MBだった。2008年に発売された「Cheetah 15K.6」の容量はST506の9万2000倍で、1MB当たりの価格は20万分の1まで低価格化していると説明した。

 その後、垂直記録方式の実用化や流体軸受けの採用、ヘッドの改良など、現在のHDDにつながる技術を解説した。

 佐藤氏は「現状の技術の延長線で現在は1.5TBの3.5インチHDDで、5TBまで容量を増やせる」と説明。それ以降も熱アシスト磁気記録方式(記録媒体上の微細な領域にスポット状のレーザーで熱を与えて磁気記録をアシストする)などの技術革新によって、さらにHDDの進化は続くと語った。

 Q&Aセッションでは、今後もHDDの進化は進んでいくが、容量の増加や高速化だけではなく、需要家のニーズに合わせて、より消費電力が少ないHDDやより薄く小さいHDDといった製品が出てくる可能性があるとした。

■変更履歴
変更履歴 記事公開時、社名が「日本シーゲート」になっていました。正しくは「日本シーゲイト」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2009/01/23 20:00]