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 エヌビディア、マイクロソフト、日本AMDの各社は2008年11月2日、東京・秋葉原で開催された自作PCユーザー向けイベント「DIY PC Expo 2008 Autumn」でセミナーを実施、最新情報を公開した。

 エヌビディアはグラフィックスチップの演算能力を生かした、3次元画像描画以外の用途をアピール。「ゲームや画像処理、ハイビジョンビデオではGeForceシリーズが業界標準」(エヌビディアの平柳太一氏)であるとして、同社が推す「CUDA(Compute Unified Device Architecture)」の応用アプリケーション「Badaboom Media Converter」(Elemental Technologies)、「Carmel」(MotionDSP)などを紹介した。

 マイクロソフトはコンシューマーWindows本部の森洋孝氏が「生まれ変わるWindows」をテーマに講演。パソコン用の「Windows Vista」、Webサービスの「Windows Live」、携帯機器向けの「Windows Mobile」を連携させた使い方を紹介した。例えば、Windows Mobile搭載のスマートフォンで撮影した画像を、Windows Liveで提供している写真共有スペースにアップロード。Windowsからはガジェットを通して、写真が追加されたことを知る。このガジェットは近日中に公開するという。

 また、同社のWeb技術「Silverlight」の紹介では、登場したばかりのバージョン2の解説と、応用例として「Deep Zoom Composer」をデモした。これは写真画像の中に別の写真を縮小して配置することで、写真をひたすら拡大していけるような動きのあるWebページを作るツール。Microsoftの米国サイトから無料でダウンロードできる。

 Microsoftが10月27日から米国で開催した開発者向け会議「PDC2008」で明かした次期OS「Windows 7」については、名称とロゴが決まったことや、Windows Vistaをベースに開発しており互換性を確保していることについて触れるにとどまった。

 日本AMDは、マーケティング&ビジネス開発本部の土居憲太郎氏と森本竜英氏が登壇した。土居氏は同社のCPUとチップセット、グラフィックスチップを組み合わせると、ハイビジョン映像の再生や変換処理が快適になるとし、その例としてCore 2 Duo E8500では9時間54分かかるハイビジョン動画の変換処理が、Radeon HD 4800シリーズのシェーダーを使うと32分で済むという実験結果を示した。

 森本氏は10月23日に発表した「ATI Radeon HD 4830」の位置付けを解説した。1万円前後のATI Radeon HD 4670と、2万円前後の同4850の間に製品が欠けていたことを示し、4830はその穴を埋める存在だとした。GeForce 9600 GTと同9800 GTの中間の価格ながら、性能面では9800 GTをしのぐとアピールした。