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 モバイルWiMAX方式を使ったパソコンを対象とするモバイルインターネットサービスの料金体系が明らかになった。有料のWiMAXサービスは2009年7月ごろに始まる見込みで、4000~5000円の定額制料金を採用する。同サービスの通信ネットワークを構築するUQコミュニケーションズだけでなく、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)なども同社から設備を借りて提供する。これらの事業者が4000円台の料金で多様なサービスを提供し、イー・モバイルとその提携ISPが提供している5000円前後のHSPA方式を使うパソコン向けモバイルインターネットサービスに対抗していく考えだ。

 UQコミュニケーションズとその提携事業者は、有料の商用サービスに先駆けて、2009年2月から無料の試験サービスを東京都23区と横浜市、川崎市で開始する。このために600台の基地局を設置する(写真)。この無料サービスの期間については、UQコミュニケーションズが提携事業者に対し、無料で通信設備を提供する。ただし、データ通信端末はUQコミュニケーションズから提携事業者に1枚1万2000円(税別)で販売する。この端末はUQコミュニケーションズのブランドで、形状はUSBアダプター型とPCカード型(PCMCIA)、ExpressCard/34型の3種類だ。端末のユーザーへの提供価格は、提携事業者の判断に任される。

 2009年7月ごろに始まる予定の有料サービスは、首都圏に加えて、大阪・京都・神戸の関西圏と名古屋市周辺でも提供する。このタイミングで、提携事業者のブランドによるデータ通信カードや、モバイルWiMAXの通信機能を内蔵したノートパソコンが提供される予定。さらに同年11月以降はモバイルWiMAX機能を内蔵したミニノート(UMPC)や携帯端末(MID)が登場する見込みである。

 UQコミュニケーションズは、モバイルWiMAXサービスで最大40Mbpsの通信速度を実現するとしている。ただし、基本的には通信速度を保証しないベストエフォート型のサービスなので、多くのユーザーが利用した場合は通信速度が低下する。