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 Intelの次世代CPU「インテル Core i7 プロセッサー」。ハイエンド志向のエンドユーザーがそれを入手できる日は、そう遠くはないようだ。

 主要パソコンパーツショップの告知を見ると、11月15日深夜からCore i7に関するイベントが開催される模様。これまで、こういった深夜イベントが開催されると、午前O時を過ぎた段階で新製品を購入できることがほとんどだった。今回も同様のことが起きることを期待したい。

Core i7を使うならIntel Turbo Boost Technologyに注目

 Core i7を使ってシステムを構築するなら、これまで「Turboモード」と呼ばれていた「Intel Turbo Boost Technology」(インテル・ターボ・ブースト・テクノロジー)の特性を生かした構成を実現したい。

 Intel Turbo Boost Technologyは、CPUの熱電力設計に余裕があれば、より多くのCPUリソースを必要とするアプリケーションを担当するCPUコアの動作周波数を動的に制御して一層高いアプリケーション性能を引き出すという機能だ。

 具体的には、アプリケーションがCore i7の8つのスレッドのうち2つを使っていた場合、CPU負荷が低い残りのコアの動作周波数はそのままにして、この2つのCPUの動作周波数を引き上げることでパフォーマンスを向上させる。

 IntelがCore i7でIntel Turbo Boost Technologyを採用した理由はこうだ。

 Core i7は1つのCPUコアで2つのスレッド処理を実現する「Hyper-Threading Technology」(ハイパー・スレッディング・テクノロジー)の採用によって、Windows上からは8コアCPUとして認識される。しかしながら、クアッドコアCPUが廉価になりつつあるとはいえ、4スレッドを利用するアプリケーションソフトは製品数が限られている。複数のアプリケーションを同時に利用する状況でもなければ、Core i7のCPUリソースをフルに使い切る状況にならないということだ。そこで、アプリケーションの状況やシステム負荷に応じて各CPUコアの動作周波数を動的に制御することで、IntelはCore i7の優れたCPU性能をどのような状況でも最大限引き出せるようしたというわけだ。

IDF San Franciscoで披露された、Intel Turbo Boost Technologyの仕組み
IDF San Franciscoで披露された、Intel Turbo Boost Technologyの仕組み
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CPUのTDPに余裕がある場合、負荷が高いスレッドまたはコアの動作周波数を引き上げる
CPUのTDPに余裕がある場合、負荷が高いスレッドまたはコアの動作周波数を引き上げる
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マルチコア対応していないアプリケーションソフトなど、1つのスレッド/コアに負荷がかかっている状況でTDPに余裕がある場合は、1つのコアをより高い動作周波数で動かすこともできる
マルチコア対応していないアプリケーションソフトなど、1つのスレッド/コアに負荷がかかっている状況でTDPに余裕がある場合は、1つのコアをより高い動作周波数で動かすこともできる
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