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 米ガートナーは2008年12月16日(現地時間)、CPUやメモリーなどの世界半導体市場の2009年売り上げ予測を発表した。2009年の売り上げ予測は2192億ドル。2008年(速報値)と比べて16.3%の減少となる。米ガートナーは2008年12月12日(現地時間)に、2008年の売り上げ速報値を2619億ドルと発表。これは2007年と比べて4.4%の減少だった。2年連続で売り上げが減少する状況は、半導体市場では史上初めてである。

 2008年11月時点、ガートナーは2008年の世界半導体市場の売り上げを前年比で0.2%のプラス成長と予測していた。しかし、金融危機の影響によって2008年9~12月の売り上げが、2007年同時期と比べて24.4%減ってしまった。これは史上最も急激な落ち込みである。

 ガートナーのアナリストによると、2009年の世界半導体市場において最も不安なのはメモリー(DRAM)だという。DRAM市場は直近18カ月、下落傾向が続いている。アナリストの中には「2009年には、体力の弱いメーカーが合併や廃業に追い込まれる」(リサーチ・バイス・プレジデントのアンドリュー・ノーウッド氏)といった見方もある。

 ガートナーの予測では、世界半導体市場が回復するのは2010~2011年とのこと。2010年の売り上げを2512億ドル、2011年を2749億ドルと予測している。