NVIDIAは2008年12月18日、グラフィックスチップ「GeForce」シリーズの最上位製品「GeForce GTX 295」を発表した。グラフィックスチップを2個搭載しており、これまでの最上位モデル「GeForce GTX 280」の2倍のシェーダー数を備える。グラフィックスチップ、シェーダーユニット、メモリーの各動作周波数はGTX 280の下位モデル「GeForce GTX 260」と同じで、GTX 280より低い(仕様表を参照)。
レファレンスの搭載ボードは拡張スロットを2スロット占有し、全長は約27cm(10.5インチ)。背面にはDVI-I端子を2個、HDMI端子を1個備える。製造プロセスは55nmとGTX 280よりも微細化し、ボード全体の最大消費電力は289Wだ。価格は未定だが、米国の希望小売価格は499ドル。2009年1月8日より順次発売の予定。