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 ファイルメーカーは2009年1月6日、データベースソフトの新版「FileMaker Pro 10」を発売した。価格は通常版が3万9900円、アップグレード版が2万3940円で、対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X 10.5/10.4.11。

 バージョンアップの目玉は、画面のデザインを刷新し、使い勝手を向上した点だ。Webブラウザーのツールバーと似た「ステータスツールバー」を上端に配置し、使用頻度の高い機能を並べている。従来版ではメインメニューからしか利用できなかった機能が素早く実行できるようになった。このツールバーは、自分の好みに合わせたカスタマイズもできる。

 操作の自動化に役立つのが「スクリプトトリガ」。「入力欄を選択したとき」「値を入力したとき」「レコードを移動するとき」など、ユーザーが特定の操作をしたときにスクリプトを自動実行する機能だ。あらかじめ12種類のスクリプトトリガが定義されていて、データ入力を効率化したり、誤ったデータを自動的に訂正したりと、さまざまな応用が可能だ。

 検索機能も強化されている。一度検索した条件が自動で保存され、メニューから簡単に呼び出せる。同じ条件での検索を頻繁に繰り返すときは便利だ。検索条件は、名前を付けて保存することもできる。

 さらにSMTPサーバー経由での電子メール送信に対応。別途メールソフトを起動することなく、FileMaker Proから直接メールが送れるようになった。データベースに登録された顧客にダイレクトメールを送信するといった作業の効率が上がる。

 このほか、「Excel 2007」「同2008」で作成したxlsx形式のファイルをインポート可能になり、MS SQL Server 2008、Oracle 11g、My SQL 5.1 Community Editionなど、最新のSQLデータソースもサポートした。

 FileMaker Pro 10 に開発ツールやカスタマイズツールを追加した「FileMaker Pro 10 Advanced」と、サーバー向けの「FileMaker Server 10」「FileMaker Server 10 Advanced」も同時に発売された。価格はそれぞれ、6万900円、13万4400円、39万9000円。