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 AMDは2009年1月8日、製造プロセス45nmの新型CPU、Phenom IIシリーズを正式に発表した。デスクトップPC向けで、3GHz動作のクアッドコアCPUであるPhenom II X4 940 Black Editionと2.8GHz動作のPhenom II X4 920の2モデルある。大手PCメーカー向けの卸価格は940が275ドル、920が235ドル(1000個ロット時)。日本市場では940が1月10日から発売になる見込み。920はやや遅れ、1週間から2週間後の発売される。

 Phenom IIは、演算部分を強化したほか、製造プロセス65nmのPhenomでは2MBだった共有3次キャッシュを6MBに増やした。ダイサイズは258平方mm。トランジスター数は約7億5800万。省電力技術「Cool'n'Quiet 3.0」を備えており、アイドル時は800MHzで動作する。

 そのほかの仕様は従来のPhenomとほぼ同じだ。コアごとに命令64KB、データ64KBの1次キャッシュと512KBの2次キャッシュを備える。HyperTransportは3.6GHz(1.8GHzのDDR)。動作電圧は0.875~1.5V。TDP(熱設計電力、実使用上の最大消費電力)は125W。

 パッケージは「AM2+」で、既存のSocket AM2対応マザーボードに取り付けられる。既に主要なマザーボードメーカーは、Phenom IIに対応したBIOSを提供している。対応メモリーは従来と同じくDDR2-1066。DDR3-1333にも対応した「AM3」パッケージの製品も第1四半期(1~3月)中に発売になるという。

■変更履歴
記事公開時、記事冒頭の発表日が間違っていました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2009/01/13 22:30]