PR

 ソニーは2009年1月22日、2008年度(2009年3月期)の連結業績見通しを下方修正した。売上高は2008年10月23日に発表した9兆円の予想から7兆7000億円に、営業損益は2000億円の黒字から一転、2600億円の赤字になる見通し。景気悪化による売り上げ不振に加え、急激に進む円高が事業を直撃した格好だ。

 ただし、為替に関してはヘッジによる差益約500億円を営業外収支として計上し、最終損益は1500億円の赤字の見通し。併せて業績見通しの前提為替レートは昨年10月時点の1ドル100円前後、1ユーロ140円前後から1ドル90円前後、1ユーロ120円前後に修正する。

 エレクトロニクス分野の実績は約3400億円想定を下回る。内訳は価格競争が激化したことなどによる事業環境の悪化が約2500億円、円高の影響が約400億円、構造改革費用の追加が約300億円、持ち分法適用会社の業績悪化が約200億円。

 ゲーム分野でも円高の影響、売り上げ不振でそれぞれ約150億円ずつの計300億円想定を下回るとしている。

 同時に発表した2008年第3四半期の連結業績暫定値は、売上高2兆1500億円(前年同期2兆8590億円)、営業損失は180億円(同2362億円の黒字)。