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 ソフトバンクモバイルは2009年1月29日、春商戦向けの携帯電話の新製品9機種を発表した。同時に、26の携帯コンテンツが月額315円で使い放題になる「コンテンツ得パック」の開始、総額2億2000万円をかけたお笑い対決イベント「S-1バトル」の開催も発表した。

 発表会に登壇した孫正義社長は、「去年、ソフトバンクは携帯電話がインターネットマシンになると説明した。今年はそのインターネットマシンで何をするのか、どう楽しむのかを提案していく」と説明。その戦略の基本となる製品として、2つのワンセグチューナーやバーチャル5.1チャンネル対応の3スピーカー、800万画素のカメラ機能などを搭載したシャープ製の「932SH」、0.99秒で起動する809万画素のカメラ機能を搭載したカシオ日立モバイルコミュニケーションズ製の「930CA」、キー配列に工夫し、縦開き、横開きのどちらでも使えるパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「930P」など9機種を発表した。

吉本のお笑い芸人がプレゼンテーション

 発表会は、報道関係者のほか、一般のユーザー3500人が参加。吉本興業のロンドンブーツ1号2号を司会に、吉本興業の芸人7組が登壇して、新機種の特徴をプレゼンテーションするにぎやかなものとなった。

 例えば、シャープ製の932SHは世界のナベアツさんが紹介。ワンセグ視聴時には画面を横に倒し、2番組を同時に視聴したり、録画したりできることを説明した。また、従来機種の表面にあった段差をなくしたことで、デザインがスッキリし、きょう体が「お菓子のハッピーターン2枚分よりも薄くなった」とデザイン面の改良もアピールした。

 品川庄司はパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の930Pのプレゼンテーションを担当。最近、テレビ番組などで家電に詳しい“家電芸人”としても知られている品川祐さんが、縦開きでも横開きでも操作できる便利さや、この端末にしか搭載されていないゲーム「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の魅力などを熱く語った。

 各芸人の熱弁に、孫社長も「プレゼンを聞いているうちに自分で欲しくなった」「それぞれに携帯電話の機能を理解し、分かりやすくアピールしてくれた」と満足げだった。

 各芸人のプレゼンテーション終了後、孫社長は新しいサービスとして、「コンテンツ得パック」の提供を3月18日から開始すると発表した。「朝日・日刊スポーツ」「ウェザーニュース」「駅探★乗換案内」「広辞苑」など26のコンテンツを月額315円で使い放題にする。通常、これらに個別に登録すると月額5000円に相当になるという。孫社長は「やっぱり安さのソフトバンクと言われたい」と語った。

総額2億2000万円の「S-1バトル」で「M-1グランプリ」に対抗?!

 発表会の最後には、ソフトバンクモバイル主催のお笑いイベント「S-1バトル」の開催も発表された。これは、総額2億2200万円の賞金をかけたお笑い芸人同士のバトルイベントで、2009年3月から2010年2月までの1年間開催する。

 S-1バトルでは、お笑い芸人が漫才、コント、物まね、落語などのネタ映像を3分以内の映像コンテンツにまとめて投稿。事前に選出された40組の作品を毎日2組ずつ、ソフトバンクユーザーに配信する。ユーザーはこれらのコンテンツを見て、面白いと思った方に投票。1カ月で最も支持を集めた芸人を「月間チャンピオン」とする。月間チャンピオンの賞金は1000万円。

 さらに、12カ月分の月間チャンピオンが新しいネタ映像を制作して競う最終決戦も実施する。最終決戦の模様はテレビで放映。ソフトバンクユーザー以外の視聴者からも投票を受け付け、優勝した組には賞金1億円が贈呈される予定だ。なお、投票した人の中からも抽選で1名に1000万円が当たる。

 この発表には壇上の芸人も騒然。「M-1グランプリよりすごい!」との声が上がった。孫社長は「賞金が高すぎるという批判が出るのではという懸念もあった。ただ、スポーツ選手は年間に数億円稼ぐ。お笑いもそれに匹敵する芸術と思う」とコメントした。