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 台湾のエイサーは2009年1月29日、パソコン関連事業に関する説明会を開催し、国内法人(日本エイサー)のボブ・セン社長が2009年の事業方針を明らかにした(写真1)。同社は2008年8月に発売したネットブック「Aspire one」の販売が好調で、2008年は世界で500万台を売り上げた。2009年はネットブック事業をさらに拡大し、世界で1500万~2000万台という販売台数を目標にしている。

 同社はネットブックの市場拡大に向けて、まず2月に液晶画面サイズを10.1型に大型化したAspire oneを発売する計画だ。今回は会場にその試作機を初めて展示した(写真2)。ボブ・セン社長は、「画面解像度も向上させる可能性がある」とコメントした。本体色は合計で4色(黒、白、青、赤)を用意する(写真3)。

 現行機種の画面サイズは8.9型だが、打ちやすいキーボードや大容量のハードディスク(160GB、120GB)、4万円台の低価格が人気を集めて、ネットブックの販売台数ランキング(BCN調べ)ではトップの座を獲得している。しかし、レノボ・ジャパンやオンキヨーなどの競合メーカーが2008年後半から10型液晶を搭載したネットブックを投入しており、最近ではAspire oneとの価格差もほとんどなくなってきた。こうした状況の中、エイサーは2月に新機種を投入することで、さらに他社を引き離しにかかる考えだ。

 エイサーはこのほか、2009年2月にスペインで開催される携帯電話関連の展示会「Mobile World Congress 2009」において、スマートフォンやMID(Mobile Internet Device)の製造、販売への参入を発表することを明らかにした。

■変更履歴
記事公開当初、タイトルを「日本エイサー、10.2型液晶搭載のAspire one新機種を初展示」と表記していましたが、液晶サイズは「10.1型」の誤りです。タイトルは修正済みです。 [2009/2/2 16:20]