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 au(KDDI)が、春商戦に投入する新ラインナップ10機種を発表した。今回発表されたモデルは「ライフスタイルに合わせて選べる」ことが特徴だ。特定の機能やサービスを追求したモデルや、長く使い続けることを想定してデザインや機能をシンプルにしたモデルなどを用意し、すでに発表済みの法人向けモデル「E30HT」「E05SH」を加えた合計12機種が、春モデルとして順次発売される。

 音楽の機能・サービスを追求して開発されたのが「Walkman phone, Premier3(プレミアキューブ)」。ソニーのウォークマンに搭載されている高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用した機種で、CD並みの高音質で楽しめる「EZ着うたフル」にも対応。また、パソコンを介さずにCDプレーヤーやMDプレーヤーなどと直接ケーブルでつないで音楽データを取り込める「ダイレクトエンコーディング録音」機能も初めて搭載した。Walman Phoneとしては昨年12月から音楽機能に特化した「Walman Phone, Xmini」を発売しているが、今回のPremier3は、319万画素のカメラ、ワンセグ、おサイフケータイなどのトレンド機能を網羅し、auのラインナップの中ではハイエンドに位置づけられる仕様になっている。

 「Woooケータイ H001」は3D表示対応で、3.1型フルワイドVGA液晶を搭載したモデル。LISMO Videoやワンセグ、ゲーム、撮影画像などを立体的な3D表示にして楽しむことができる。同社は、3D表示に対応する世界初の携帯としている。光を遮断する「視差バリア」を格子状に配置するという日立製作所の独自技術によって実現したもので、縦画面でも横画面でも3D表示が可能である。

 「Cyber-shotケータイ S001」は808万画素のカメラを搭載したスライド式モデル。3.3インチのフルワイドVGA有機ELディスプレイで、撮影した写真を再生するフォトビューアー機能も充実している。「SH001」は800万画素のCCDカメラを搭載し、最大ISO2500相当の高感度撮影ができるのがウリ。発売中の「EXILIMケータイ W63CA」を合わせ、800万画素クラスのカメラを搭載するモデルは3機種のラインナップとなる。

 au初のタッチパネル液晶を搭載した「CA001」は、カシオ計算機が毎年春に発売する、トレンドの機能を取り入れたスタンダードモデルの流れを継承する機種である。11種類の楽器をタッチ演奏できる「Touch Session」が内蔵されているほか、ワンセグ、カメラ、LISMO Video、PCサイトビューアーなどをタッチ操作できる。

 ほかに、“フルチェンケータイ”の第2弾「T001」、薄さ13.3mmの「P001」、主に小学校高学年層をターゲットした「安心ジュニアケータイ K001」、飽きのこないシンプルなデザインで、機能よりも操作性を重視して開発された「ベルトのついたケータイ NS01」「ケースのようなケータイ NS02」が発表された。

 なお、今回発表された春モデルから、「CA001」など「メーカーを表わす名称+番号」の型番に変更された(ただし、NSはメーカー名ではなく「New Standard」の略)。従来は「W63CA」などと表されていた。また、多くの機種に「WOOOケータイ」「ベルトのついたケータイ」などのペットネームが付けられている。これらについて、コンシューマ商品企画本部長の長島孝志氏は「従来の型番が必ずしも分かりやすいものではなかった。型番よりもむしろ、名前を見ただけで、機能や特長がわかる製品名を考えていきたい」と述べていた。

 今回の発表会には代表取締役兼会長の小野寺 正氏も登壇し、KDDIが今後目指す方向性として、「アンビエント ライフ」という標語を掲げ、多様化するユーザーニーズに応えて「生活に溶け込む」ケータイを開発していく考えを述べた。また、取締役執行役員常務の高橋誠氏は、auの新分野への取り組みとして、高速データ転送技術「Transfar Jet」をコンテンツサービスに導入するべく準備を進めていることも述べた。