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 ASUSTeK Computer(ASUS)は2009年2月4日、ネットブック「Eee PC」の新製品として、「Eee PC S101H」3モデルと「Eee PC 1002HA」2モデルを発表した。いずれも記憶媒体として、SSDの代わりにHDDを採用したのが特徴。2月7日に発売する。希望小売価格は順に6万4800円、5万2800円。

 「Eee PC S101H」は、薄型で外観の美しさを重視したきょう体の「Eee PC S101」を基に、記憶媒体を16GBのSSDから160GBのHDDに変更し、価格を約5000円引き下げた。HDDはSSDに比べ厚みがあるため、きょう体の厚さは若干増しており、Eee PC S101の厚さ18~25mmに対し、Eee PC S101Hでは25~27.5mmとなっている。また、バッテリー駆動時間もEee PC S101の6時間から、Eee PC S101Hでは4時間に短縮されている。重さは1.1kg。このほかの仕様はほぼ変更なく、CPUがAtom N270(1.6GHz)、メモリーが1GB、液晶ディスプレイが10.2型(1024×600ドット)など。無線LANはIEEE802.11b/g/nの3方式に準拠し、Bluetooth Ver. 2.0+EDRモジュールも内蔵する。きょう体色は茶、金、黒の3色で、主に女性への訴求を図る。

 「Eee PC 1002HA」は、Eee PC S101Hをベースとして、きょう体のデザインを「男性向けにした」(ASUS)モデル。CPUやメモリー、HDD、無線関連の仕様はS101Hと同じ。例えばEee PC S101/S101Hでは、天板の表面を光沢仕上げにしていたが、Eee PC 1002HAでは光沢のないヘアライン加工とし、色も黒と紺としている。仕様はほぼ共通だが、Eee PC S101/S101Hは内蔵のカメラモジュールが30万画素なのに対し、Eee PC 1002HAは130万画素としたほか、重さが1.25kgと若干重くなっている。

 ASUSは日本市場において、Eee PCの記憶媒体としてSSDを主体として製品を展開。HDDに比べ静音性や耐衝撃性、バッテリー駆動時間の長さなどで利点があるとして、HDDを搭載した他社のネットブックに対する独自性を打ち出す戦術を採っていた。しかし、国内向けのEee PCで内蔵するSSDの容量は最大16GBと少なく、HDDより容量が大幅に少ないという点を気にするユーザーも多い。このためASUSでは、SSD主体で製品展開する路線を転換し、SSDとHDDの両方のモデルを用意し始めている。日本市場向け製品では、2008年10月に発売の「Eee PC 1000H-X」と、2009年1月に発売の「Eee PC 900HA」の2機種でHDD採用モデルを投入している。

新製品の主な仕様
Eee PC S101HEee PC 1002HA(参考)Eee PC S101
発売日2009年2月7日2009年2月7日2008年11月22日
希望小売価格6万4800円5万2800円6万9800円(※実勢価格)
CPUAtom N270(1.6GHz)Atom N270(1.6GHz)Atom N270(1.6GHz)
メモリー1GB1GB1GB
記憶媒体(容量)HDD(160GB)HDD(160GB)SSD(16GB)
光学式ドライブなしなしなし
ディスプレイ(解像度)10.2型(1024×600ドット)10型(1024×600ドット)10.2型(1024×600ドット)
主なインターフェースUSB 2.0×3、LAN、無線LAN(b/g/n)、Bluetooth Ver. 2.0+EDR、アナログRGB、メモリーカード(SD)、USB 2.0×3、LAN、無線LAN(b/g/n)、Bluetooth Ver. 2.0+EDR、アナログRGB、メモリーカード(SD)、USB 2.0×3、LAN、無線LAN(b/g/n)、Bluetooth Ver. 2.0+EDR、アナログRGB、メモリーカード(SD)、
バッテリー駆動時間約4時間約4.1時間約6時間
本体サイズ幅264×奥行き181×高さ25~27.5mm幅264×奥行き181×高さ27.6~27.8mm幅264×奥行き180.5×高さ18~25mm
重さ1.1kg1.25kg1.06kg
OSWindows XP Home EditionWindows XP Home EditionWindows XP Home Edition