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 セキュリティ企業の米トレンドマイクロは2009年2月6日、バイアグラなどの医薬品の販売を目的とした迷惑メール(スパム)が増加しているとして注意を呼びかけた。メールの件名や送信者名などを偽装して、メールを開かせたり、リンクをクリックさせようとしたりするものが確認されているという。

 同社が例として挙げるのは、「iTunesの請求書(Invoice from itunes.com)」という件名の迷惑メール(図1)。メールの本文には、件名とは全く無関係の広告が記載されている。

 送信者アドレス(Fromヘッダー)を「xxx@trendmicro.com(xxxは伏せ字)」と偽装して、トレンドマイクロと関連があるように見せかける迷惑メールもあるという(図2)。目的は、送信者名をチェックするスパムフィルター(迷惑メール対策ソフト)の回避。同様の手口は、以前も確認しているとする。

 迷惑メールの内容は、バレンタインデーの特別セールを宣伝するもの。宝石などを通常よりも低価格で販売するとしている。しかしこれは、ユーザーをだますためのわな。メール中の画像やリンクをクリックすると、医薬品の販売サイトに誘導されてしまう(図3)。