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 カシオ計算機は2009年2月9日、毎秒最大30枚の高速連写機能や毎秒最大1000フレームの動画撮影機能などを備えたコンパクトデジタルカメラを発表した。光学5倍ズームを搭載した「HIGH SPEED EXILIM EX-FC100」と厚さを16.3mmに抑えた「同EX-FS10」の2機種で、2月20日から順次発売する。予想実勢価格はいずれも5万円前後。

 新機種の高速連写機能や動画撮影機能は、2008年3月に発売した「HIGH SPEED EXILIM EX-F1」や同年9月に発売した「同EX-FH20」に搭載した機能と同様のもの。回路やセンサーユニットを小型化したり、発熱対策を工夫したりすることで、コンパクト機でも実現した。

 さらに、EX-F1やEX-FH20よりも幅広いユーザーを想定し、カメラ撮影に不慣れな人でも手軽に高速撮影を楽しめる機能を強化した。

 例えば、「いち押しショット」は、連写した画像の中から最適の1枚を選ぶ機能。人物撮影の際にいち押しショットを使うと、カメラがブレ検出、顔検出、笑顔検出、まばたき検出の技術を活用し、複数の画像の中からブレがなく、目を閉じていたりしない、笑顔の画像をピックアップしてくれる。

 「スローモーションビュー」は、バットスイングなどの速い動きの中で決定的な瞬間を撮影するための機能。撮影時に専用ボタンを押すと、被写体の動きを内部メモリーにバッファし、液晶モニターにスローモーションで表示。ユーザーはその映像を見て、最適と思う瞬間でシャッターを切れる。

 このほか、高速連写で撮影した複数の画像を1枚に合成して手ぶれを軽減する「ハイスピード手ぶれ補正」「ハイスピード夜景」、シャッターを押した瞬間からあらかじめ指定した時間分さかのぼって保存する「タイムラグ補正」、1280×720ドットのハイビジョン映像を撮影できる「高画質HDムービー」などの機能も備えている。

 2機種の主な仕様は次の通り。EX-FC100は有効画素数が910万画素。光学5倍ズーム、2.7型液晶モニター、CMOSシフト式の手ぶれ補正機能を搭載する。サイズは幅99.8mm×高さ58.5mm×厚さ22.6mm、重さは145g。本体色は白と黒の2機種がある。発売日は白が2月20日、黒が2月27日。

 EX-FS10は有効画素数が910万画素。光学3倍ズーム、2.5型液晶モニターを搭載。CMOSシフト式の手ぶれ補正機能はない。サイズは幅97.1mm×高さ59.4mm×厚さ16.3mm、重さは119g。本体色は白、赤、グレーの3色で、発売日はいずれも4月上旬。

 なお、デジタルカメラの新機種と合わせて、開発中の周辺機器「EXILIM STATION」も公開した。テレビとHDMIケーブルで接続し、デジタルカメラで撮影した画像を保存したSDメモリーカードを差し込むことで、カード内の静止画やHD画像をテレビに表示できる。さらに、EXILIM STATIONにプリンターを接続すれば、テレビ画面上で印刷したい画像を選び、プリンターに出力するといった使い方も可能だ。カシオによると「近日中に発売する予定」という。