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 日本サーマルティクは2009年2月10日、PCケース「Xpressar with Black Xaser VI VG40031N2Z」を発売する。同社が「マイクロコンプレッサー冷却システム」と呼ぶ「Xpressar」を搭載する。同システムは、住居や自動車用のエアコンと同様の方式で発熱部を冷やす機構。一般的な水冷システムよりも20℃低い温度にできるという。実勢価格は9万9800円。

 冷却は「ICコントローラー」で自動的に調節する。結露の防止や消費電力を抑えての冷却ができるという。CPU、グラフィックスチップ、HDDを独立して冷却できる。ただし、パイプがすべて銅製のため、取り回しに制限がある。IntelのLGA775、LGA1366に対応したマザーボードにはほとんど対応するとのことだが、AMDプラットフォーム用は開発中。使えるかどうかは、マザーボード上の部品のレイアウト次第なので、購入前に確認する必要がある。

 マザーボードはスライド式のトレーに固定する。工具無しで組み込めるが、ドライブ類や拡張ボードはさらにねじでも固定できる。HDDはスライド方式のケージで固定する。ベイは、5インチ×7(1つは3.5インチと共用)、内部3.5インチ×5。前面端子としてeSATA×2、USB×4、IEEE 1394×1、ライン出力、マイク入力がある。

 外形寸法は幅250×奥行き660×高さ605mm。重量は冷却システムと冷媒込みで29.9kg。前面と上面に1000回転/分の14cm角ファンを装備する。通常背面に装備されるケースファンの位置には、冷却機構の一部である熱交換器「コンデンサー」を装備している。電源ユニットは別売。冷却用に少なくとも100Wの供給が必要だ。