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 AMDは2009年2月9日、45nmプロセスで製造するクアッドコア/トリプルコアCPUの新シリーズ「Phenom II」のSocket AM3対応版を発表した。クアッドコアのAM3対応Phenom IIは、3次キャッシュを6MB搭載したハイエンド版の「Phenom II X4 910」と、3次キャッシュを4MBに抑えた「Phenom II X4 810」「Phenom II X4 805」の3モデルから成る。トリプルコアでは、ユーザーが動作周波数の設定を変更できるというオーバークロック機能を備えた「Phenom II X3 720 Black Edition」と、低価格版の「Phenom II X3 710」の2モデルという構成だ(表1)。5モデルのうち、Phenom II X4 810とPhenom II X3 720 Black Editionの2モデルは、パソコンメーカーへのOEM供給だけでなくCPU単体での販売も行う。希望小売価格は順に1万7980円、1万4980円だ。

市販されるAM3対応Phenom IIのうち、上位版であるPhenom II X4 810。OPNは「HDX810WFK4FGI」。
市販されるAM3対応Phenom IIのうち、上位版であるPhenom II X4 810。OPNは「HDX810WFK4FGI」。
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市販されるAM3対応Phenom IIのうち、トリプルコアの低価格版であるPhenom II X3 720 Black Edition。OPNは「HDZ720WFK3DGI」。
市販されるAM3対応Phenom IIのうち、トリプルコアの低価格版であるPhenom II X3 720 Black Edition。OPNは「HDZ720WFK3DGI」。
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 従来、AMDのCPUは長くSocket AM2を採用していたが、今回のPhenom IIからはSocket AM3に移行する。AMDにとっては久々となる、マザーボードも含めた全面的なアーキテクチャー刷新だ。今回のAMDの発表に併せて、主要なマザーボードメーカー各社がSocket AM3を備えたマザーボードを発表しており、一部には既に量産出荷を始めたメーカーもある。AM3対応マザーボードを導入することで、AMDユーザーもDDR3規格のメモリーを使用可能になるなど期待を持てる新製品だ。