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 米ウェブセンスや米シマンテック、米マカフィーなどのセキュリティ企業は2009年2月9日、バレンタインデーにちなんだ新たな迷惑メールならびに悪質サイトが確認されたとして注意を呼びかけた。迷惑メール中のリンクをクリックすると、ウイルスをダウンロードさせるサイトに誘導される。

 今回報告された迷惑メールは、バレンタインデーに関するグリーティングカード(e-Card)の受信通知メールに見せかけている(図1)。メールの件名は「A Valentine Ecard Notification」など。

 メール中のリンクをクリックすると、子犬のイラストが掲載されたWebサイトに誘導される(図2)。そのサイトでは、恋人にプレゼントやカードを送るための「バレンタイデー準備用プログラム」を配布している。

 このプログラムの実体は、「Waledac」と呼ばれるウイルスの亜種。実行すると、パソコンを乗っ取られる恐れなどがある。ウイルスのファイル名は「loveexe.exe」や「start.exe」など。ウェブセンスによれば、2009年2月9日時点、ウイルス対策ソフトの多くがこのウイルスを検出できなかったという。

 セキュリティ企業各社は、信頼できない相手からのメールや、身に覚えのないメールは開かないよう改めて注意喚起。加えて、信頼できないサイトからプログラムをダウンロードしないよう呼びかけている。